喫茶店のオーナーからおすすめということで、相棒が貸りた本
オーナーはお客さんからもらった本
カラテカ矢部は、進ぬ!電波少年 の再放送で以前から知ってました
本の評判も、大家さんが亡くなったこともニュースで知ってました
でも、貸してもらうまで、自分が読む本とは思ってませんでした
読み始めてすぐ、大家さんと私の母親の年齢がほぼ同じと知りました
数か月大家さんが早いだけ(のはず)
伊勢丹で買い物やランチする優雅な大家さんと、
私の母はまったく一致するところがなくて、大家さんはどちらかというと
性格的には私の叔母さんに近い
2000円のタラコが買えるような知り合いは私にはいなかったですが
昔、叔母さんとは何時間も一緒に話したり、お茶したりして
のんびり時間を過ごしてました
叔母さんと私のような関係だなあと思いながら読みました
年齢が母親とほぼ同じなので、読みながら母親と大家さんを比較しては
母親を思い出して、やはり世間的にはかなり変わっていたなあと思い出してました
それもあって、少し読んでは止まってしまっていたのですが
昨日、本屋さんで立ち読みした 山口真由さんの本
『天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある』
(扶桑社、2014年1月)
の中に、辞書を引かない で 読み進める 話があり
理解できなくてもとにかく読む というところが
20の頃、飛び切り優秀な同級生の教えてくれた話とピッタリ一致していて
当時から今までずっと意味を理解できなかったのですが
(同級生は22才で亡くなっている)
山口さんの本を立ち読みしていたら
そういうことなのかと納得できました
おかげで
大家さんと僕 を、母親を思い出さずに、残りをスラスラ読めました
もう1つ、東大首席卒業 と言えるのは、優しかとらず
さらに、優の割合は上位3割という話を初めて知って
(といっても、私達の時代はその割合は無かった気がするが)
首席というのは、1人と思っていたが、何人も同列でいると知りました
私の時代は、優だけ並べたい人もいて、そういう人は
優以外(つまり、良や可) は欲しくないから、不可にしてほしいと書く
と聞いていたが
何のためにそんなことをするのか当時わかっていなかった私は
60過ぎて、ようやく 客観的な成績の威力を理解しました
若い頃から、そういう常識を知らずに生きたことを今さら後悔はしませんが
知っていれば、その後の人生をかなり楽に生きられたかなあと思います
天才というのは、東大でもほとんどいない という話も
首席の話ということで納得しました
天才とは、エヴァリスト・ガロア みたいな人だと、藤原正彦さんのTVで
知ってはいた
あらためて動画を見ると、天才中の天才 と言われている
興味ある人は以下