ハイサイ、RIN(凛)ですニコニコ
【まさか野ネズミを捕まえてしまうとはね~】

RIN(凛)君の祖父は、
「山原(やんばる)で3000頭のイノシシを獲った」
という伝説の名犬なので、
RIN(凛)君にも隔世遺伝していることも考えられる。
元旦生まれのRIN(凛)君は、満8か月半の仔犬だけど、
「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」
という、昔の丸大ハムのCMのフレーズのように
良くも悪くも個性を生かすようにしてあげているつもり。
【今朝6時15分、楽しみな散歩のはじまり~】

RIN(凛)君を昼前にトイレをさせてあげようとロープを放したら、
雑草の繁みの中で、何かを追いかけているような感じがした。
「ヤンバルクイナとかハブさんじゃなければいいけどね~」
と思っていたら、
何かを口に咥えて、得意満面な笑みを浮かべて軽快に走り出してきた。
彼がゲットしたのは野ネズミだった。
野ネズミが悪性の菌を媒介していることもあるので、
RIN(凛)君から獲物を奪うのは、けっこう大変だったさ~。
【ケナガネズミは野ネズミより大きくて、全体の毛が長いので、誰でもすぐに識別可能】

それに、山原(やんばる)にはケナガネズミという環境省レッドリストの
絶滅危惧種に指定されている野ネズミもいるので、
「まさか、ケナガネズミじゃないよね~?」
と、RIN(凛)君の獲物をよく見たら、
ふつうの野ネズミだったので、
野ネズミさんには可哀そうなことをしたけど、少し安心した。
沖縄のネズミは、本土のネズミと比べると、小さくて動きが鈍いのが特長。
青年や若い成人であれば、追いかけて捕獲や退治が可能なほど動きが鈍い。
RIN(凛)君の散歩中に遭遇してしまうなんて、運が悪かったね。
でも、狩猟デビューがネズミだなんて…。
【国頭村の東西を横断する県道2号線の中央山脈付近にはケナガネズミ注意の標識がある】

夕方には、RIN(凛)君は豚舎から逃走してきた子豚と遭遇。
子豚はRIN(凛)君が危険な動物と判らないらしく、
RIN(凛)君に近寄り、RIN(凛)君に唸られて、トコトコ逃げ出した。
追いかけようとするRIN(凛)君を抑えるのに、
私は指が千切れるほど痛かったよ。
我が家近郊には野良犬軍団もいて、
逃走豚は奴らの獲物になってしまうので、
豚舎のオーナーに子豚の逃走と、逃げた方向を通報、
おそらく子豚は身柄を確保されたはず。
RIN(凛)君もウリ坊を捕まえるなら名声が高まるだろうけど、
「豚舎の子豚を咬んだ」
なんて、迷犬ぶりが広まったら困るさね~。
ロープをつないどいて良かったよ。

【逃走中の子豚を追いかけようとするRIN(凛)君】