
8月26日(水曜)夜に、ついに恐れていた最悪の出来事が発生し、
今日は、実に半月ぶりの更新。
RIN(凛)君に携帯電話とパソコンを壊され、
予想以上に修理に時間がかかってしまった。
RIN(凛)君がデジカメを咥えてニヤついているのを発見し、
「もしや」と思った時は、もう手遅れ状態だったのです。
(デジカメは凹みと、時々シャッターが勝手におりるくらいで済みました)
RIN(凛)君のジャンプ力も警戒していたのだけど、
まさか、あの位置まで届くとは…。
過疎地で通信手段を破壊されると、まったく孤立してしまうのです。
でも、携帯電話もパソコンもない生活は、時間に追われず、意外と快適。
公衆電話を久々に使ったさ。
20年ぶりくらいかな、前に使ったのはいつ頃か思い出せないくらい久々。
今どき公衆電話を使うのは、けっこう恥ずかしくて勇気が要るね。
死蔵していたはずのテレホンカードを必死で探しまくり、
105度数のを3枚も発見した。
公衆電話なんて、ふだん使わないから気にもとめてなかったけど、
探すと意外と少ないよ。
我が家の最寄りは 共同売店とダムの2か所。
ダムの公衆電話は 故障というか直す意思が感じられない元電話機という
オブジェ化して使えなかった、ひどいよね。
共同売店は、ウワサになるから使えない。
公衆電話はコンビニにもあるけど、
我が家からコンビニまでは、山原(やんばる)の山脈を通りこして
片道約30kmも離れているから、
かなりの所用がないと、なかなか行けない距離なのでムリ。
この半月は、本当に困ったさ。
でも、この際、テレホンカードは残量がなくなるまで使い切ることにしようかな。
RIN(凛)君がサタンに憑依される時間は、長くても30分程度。
その間、大事なモノをヤツからどう防ぐか。
そういえば、名護市立図書館から借りた本も、ヤツにビリビリに破かれて
弁償したんだよね、GWの頃。
サタンBOYは、眠いとか空腹だとか、そういう時に大暴れする習性だと判ってきた。
まさに、非現実生活の半月は、おかげでバナナ園での作業や読書に集中出来た。
犬のエッセイ本など、どれもイマイチだったけど、
1冊だけすごい本を見つけた。
「日本の名随筆76 犬」
(編者・江藤淳 発行所・作品社 第1刷発行1989年2月)
川端康成、正岡子規、近藤啓太郎、檀一雄、獅子文六など、
小説家や学者、詩人、評論家など著名な32名の
犬についての短編随筆集で、実に興味深い。
犬の飼い方は十人十色で、それぞれ違うはず。
頭ナデナデして、ほっぺにkissして
「かわいいでちゅね」
と、愛犬に服を着せたり、
シャンプー、カットなどの犬の美容室に行かせる人もいるだろうし、
放任主義だっているはず。
RIN(凛)君は、
「かわいいでちゅね」
というより、
「生意気でちゅね」
とか
「腹立たしいでちゅね」
というタイプだけど、
任侠顔した時々暴君でも、8月31日で満8カ月目を迎えたばかりの、
あれでもまだ仔犬なんだよね。
RIN(凛)君が大人しい時は、
「家族になってくれてありがとう」
とか
「仲良しだよね」
とか、ゴマすりしているけど、
彼には通用してないみたい。
「日本の名随筆76 犬」
で、興味深かったことや、
近藤啓太郎は、中学1年生の頃に飼った柴犬以来、
秋田犬、紀州犬、四国犬などあらゆる日本犬を飼い、
日本犬保存会の審査員補助まで務め、
遠藤周作、井上靖、中野孝次、安岡章太郎、吉行淳之介、園山俊二
近藤の仲介で犬を飼った作家などが多い。
著名人がどういう飼い方をしていたのか、
時々、書いていこうと思います。