ハイサイ、RIN(凛)です
秘境・山原(やんばる)の、
国の天然記念物ヤンバルクイナの大繁殖地に住んでいるということは、
言い換えれば、アメリカの西部開拓時代に、
ネイティブアメリカンの居留地内に、白人家族が孤立して住むようなものなのです。
RIN(凛)君との散歩でも、私たちを中心とした半径500m内には、
動物では野犬や野鳥、昆虫、爬虫類などがいるだけで、人間はいません。
500mは、ゴルフ場のロングホールに相当する距離です。
動物園といえば、
終身刑で檻(おり)に閉じ込めた動物の見世物のようで、
私はもの悲しさや悲哀を感じるのですが、
我が家は、この逆で、動物に監視されながら居住しているようなものなのです。
なので、車で30分も走らないと、最寄りの信号やコンビニにも行けず、
「ここは、日本だよね~?」
「発展途上国じゃないよね~?」
と見間違うような、過疎の中の過疎ですから、
「食材はスーパーに行って買う」
という、都会では、ごく当たり前のことが、
私が住むような過疎地では、自給自足を理想として、その中に楽しみをみつけながら
「作れる野菜は作る」
「作れないものは物々交換をする」
という、強い気持ちが、過疎物語の原点になければならないのです。
しかも、私はズボラなこともあって、
「いかにも農業」
といった、
畑には雑草1本も生えていないとか、
土を細かく耕して畝(うね)を作るとか、
マルチを貼るとか、
そういった、いかにも農業っぽいことはせず、
どちらかというと放任栽培主義での野菜作りなのです。
なので、この前のキュウリの大失敗のように、時々
「なに、これ~!?」
式の、衝撃的な芸術作品が出来上がることもありますが、
たまには失敗するのも、いい経験で楽しいさ~。
晴れ時々くもりみたいなもので、
くもりや雨があって晴れが輝くのと同じこと。
そういえば、さっきの「マルチ」ってわかりますか?
マルチ商法のマルチじゃないよ。
農業で、畑の表土を黒や透明のフィルムとかワラで覆(おお)って、
雑草が生えないようにしたり、畑の地温や水分の調節とか、
雨天での土のの跳ね返り防止、肥料流出、病害虫予防とかの目的で
一般に行われている方法で、
黒い薄いフィルムで、中央に丸い穴が開いているのを
「黒マルチ」というのですが、見たことある?
私は、そういった人工的なものは使わない主義だし、
第一、お金もムダになる。
畑には、花咲か爺さんのように灰を撒くとか、
落ち葉を撒いておけばいいのさ。
それで、雑草が生えても気にしない。
そんな細かいこと、いちいち気にしてたら、
過疎になんて住めないさ~。
ということで、前置きが長くなったけど、
トマト栽培は、一般に
「枯れない程度に、水をあげるだけ」
とかのスパルタ栽培が定説ですが、
私は露地で、雨ざらしの放任栽培をしています。
トマト栽培では、私もプランターとか
ミニハウスとか、スパルタ方式で栽培したことがありますが、
スパルタ方式の欠点は、水をあげないで順調だったのが、
雨が降ったりして、外部から雨水が侵入してしまうと、
急に葉が黄色くなったり、実が割れたりして、
「トマトの苗を買って失敗するなら、トマトを買った方がマシ」
という思いが何度もあって、
試行錯誤の結果、今は露地の雨ざらし栽培に至りました。
形は良くないけど、十分な甘みのあるトマトが収穫できるように
なっています。
今までは完熟豚糞や草木灰、落ち葉の腐葉土などを
単独、あるいはテーゲーブレンドで行っていて、出来はイマイチだったのが、
昨年から、海岸のコーラル(風化サンゴ)を組み合わせたのが
良かったのかもしれません。
海岸のコーラルには海水の塩分も含んでいるので。
だいたい、
「トマトはスパルタ栽培に限る」
なんて、誰が言いだしたの?
トマトが答えたんじゃないのだから、
「常識は疑ってかかれ!」
ということなのさ~!

秘境・山原(やんばる)の、
国の天然記念物ヤンバルクイナの大繁殖地に住んでいるということは、
言い換えれば、アメリカの西部開拓時代に、
ネイティブアメリカンの居留地内に、白人家族が孤立して住むようなものなのです。
RIN(凛)君との散歩でも、私たちを中心とした半径500m内には、
動物では野犬や野鳥、昆虫、爬虫類などがいるだけで、人間はいません。
500mは、ゴルフ場のロングホールに相当する距離です。
動物園といえば、
終身刑で檻(おり)に閉じ込めた動物の見世物のようで、
私はもの悲しさや悲哀を感じるのですが、
我が家は、この逆で、動物に監視されながら居住しているようなものなのです。
なので、車で30分も走らないと、最寄りの信号やコンビニにも行けず、
「ここは、日本だよね~?」
「発展途上国じゃないよね~?」
と見間違うような、過疎の中の過疎ですから、
「食材はスーパーに行って買う」
という、都会では、ごく当たり前のことが、
私が住むような過疎地では、自給自足を理想として、その中に楽しみをみつけながら
「作れる野菜は作る」
「作れないものは物々交換をする」
という、強い気持ちが、過疎物語の原点になければならないのです。
しかも、私はズボラなこともあって、
「いかにも農業」
といった、
畑には雑草1本も生えていないとか、
土を細かく耕して畝(うね)を作るとか、
マルチを貼るとか、
そういった、いかにも農業っぽいことはせず、
どちらかというと放任栽培主義での野菜作りなのです。
なので、この前のキュウリの大失敗のように、時々
「なに、これ~!?」
式の、衝撃的な芸術作品が出来上がることもありますが、
たまには失敗するのも、いい経験で楽しいさ~。
晴れ時々くもりみたいなもので、
くもりや雨があって晴れが輝くのと同じこと。
そういえば、さっきの「マルチ」ってわかりますか?
マルチ商法のマルチじゃないよ。
農業で、畑の表土を黒や透明のフィルムとかワラで覆(おお)って、
雑草が生えないようにしたり、畑の地温や水分の調節とか、
雨天での土のの跳ね返り防止、肥料流出、病害虫予防とかの目的で
一般に行われている方法で、
黒い薄いフィルムで、中央に丸い穴が開いているのを
「黒マルチ」というのですが、見たことある?
私は、そういった人工的なものは使わない主義だし、
第一、お金もムダになる。
畑には、花咲か爺さんのように灰を撒くとか、
落ち葉を撒いておけばいいのさ。
それで、雑草が生えても気にしない。
そんな細かいこと、いちいち気にしてたら、
過疎になんて住めないさ~。
ということで、前置きが長くなったけど、
トマト栽培は、一般に
「枯れない程度に、水をあげるだけ」
とかのスパルタ栽培が定説ですが、
私は露地で、雨ざらしの放任栽培をしています。
トマト栽培では、私もプランターとか
ミニハウスとか、スパルタ方式で栽培したことがありますが、
スパルタ方式の欠点は、水をあげないで順調だったのが、
雨が降ったりして、外部から雨水が侵入してしまうと、
急に葉が黄色くなったり、実が割れたりして、
「トマトの苗を買って失敗するなら、トマトを買った方がマシ」
という思いが何度もあって、
試行錯誤の結果、今は露地の雨ざらし栽培に至りました。
形は良くないけど、十分な甘みのあるトマトが収穫できるように
なっています。
今までは完熟豚糞や草木灰、落ち葉の腐葉土などを
単独、あるいはテーゲーブレンドで行っていて、出来はイマイチだったのが、
昨年から、海岸のコーラル(風化サンゴ)を組み合わせたのが
良かったのかもしれません。
海岸のコーラルには海水の塩分も含んでいるので。
だいたい、
「トマトはスパルタ栽培に限る」
なんて、誰が言いだしたの?
トマトが答えたんじゃないのだから、
「常識は疑ってかかれ!」
ということなのさ~!