ハイサイ、RIN(凛)です
今日は、ちょっとグロ系の話題なので、ヘビが苦手の方は、ここでスルーして下さいね~。
琉球犬研究の権威・新垣義雄先生が、琉球犬について、
「生きる文化遺産」
「生まれながらの猟犬」
と、常々言われているように、
RIN(凛)君も、日々その素質を開花しつつあるようです。
我が家付近は国有林や原野があり、野犬や蚊が多いために、
RIN(凛)君は室内飼いを余儀なくされていますが、
RIN(凛)君は夜行性なのかどうか判りませんが、
夜になると覚醒することが多い。
RIN(凛)君は、特に聴覚と嗅覚に優れているために、
耳をレーダーのように立てて、物音や野鳥、昆虫の鳴き声、野犬の遠吠えや、
それらの気配などの様子を伺い、警戒モードに入っているのです。
電気を消した室内でも、動きの鈍いヤールー(イモリ)は当然ですが、
空中を飛び交うハエが近寄ると、パクッと咥(くわ)えたり、
俊敏に動き回るゴキブリを、冷静に目で追い、
右手で「ポン」と叩き潰してしまう、いわば
「生きるゴキブリホイホイ」
でもあるのです。
そんな、ハンターとしてのDNAを開花しつつあるRIN(凛)君は、
散歩中でもカエルやバッタ、カマキリなどの昆虫や蝶などを追いますが、
RIN(凛)君のすごいところは、ヘビを発見してしまうんですよ。
草むらなどでヘビの気配を感じ取ると、
RIN(凛)君は立ち止まって警戒モードに入ります。
猟犬ではない、ふつうの犬種だと、好奇心を抱いた犬が、不用意にヘビに近づいて
顔を咬まれることが多いのですが、RIN(凛)君は、ヘビの動きを伺い、
ヘビの攻撃があれば、いつでも瞬時で交わせる距離を保つのです。
RIN(凛)君が、なぜヘビを発見できるのかというと、
散歩コースには、ヘビが殺されて捨てられていることがあり、
ヘビの臭いを知っているためだと思います。
沖縄に棲むヘビは、
・ガラスヒバァ(無毒)
・アカマタ(無毒)
・ブラーミニメクラヘビ(無毒)
・リュウキュウアオヘビ(無毒)
・ハイ
・ヒメハブ
・サキシマハブ
で、本土のマムシは沖縄にはいません。
我が家付近には、サキシマハブ以外は全部います。
ハイというのは、赤、黒、黄色の3色ラインの綺麗なヘビで、
日本の唯一のコブラ科、なので毒蛇だけど体長が60cm程度で口が小さく、
臆病で、すぐに逃げ出すので、咬まれた人はいないんじゃないかな。
RIN(凛)君はヘビを見つけるのが得意ですが、
ヘビは、独特のオーラを放っているようで、
RIN(凛)君と離れて、私がひとりで農作業中の時にも
よくヘビは見つけられます。
というより、ヘビが
「私は、ここにいるよ~」
と知らせてくれているのだと思います。
私はヘビを見つけても、種類に関係なく殺しません。
もちろん、昆虫でも野鳥についても同じです。
「ヘビは人間を咬む、だから咬まれる前に殺す」
そういうオーラが人から出ているから、
ヘビも自衛のために攻撃してくるのだと思うのです。
私がバナナ園にひとりで行った時と、RIN(凛)君を連れて行った時とでは、
RIN(凛)君が行くときは、ヤンバルクイナが
「グアッ、グアッ、グアッ、グアッ…」
と警戒音を出し、野鳥が一斉にバサバサと飛び立ちます。
RIN(凛)君から、そういう殺意が出ているんじゃないかと思うんですよ。
私が作業中の時は、臆病なメジロが近くに来たり、
人を警戒して近寄らないヤンバルクイナも姿を見せたりしますから。
「動物はすべてを知っている (ソフトバンク文庫) J.アレン・ブーン(著)上野 圭一(訳)」
という本は、
コミュニケーションツールとして、口に出す言葉に頼る人間と動物は違う。
人間は第6感を失う代わりに言葉を得た。
人間以外のすべての生き物は、言葉以外の方法でコミュニケーションをとっている。
人間は、他の生き物とは心で会話が出来る、ということを説いている本です。
この中に、ヘビの話も出てきます。
北米の西部開拓時代、ガラガラヘビに咬まれるのは白人ばかりなのだと。
白人には、聖書由来のヘビへの嫌悪感があり、
「毒蛇のガラガラヘビ=危険=殺す」
と考えていて、それがガラガラヘビに伝わり、
ガラガラヘビは自分を守ろうとして白人を攻撃する、というのです。
ネイティブアメリカンは、ガラガラヘビも含めて、すべての生物や、
石ころでも神だと崇拝しているので、
ネイティブアメリカンがガラガラヘビと遭遇しても、
「どうぞ、行って下さい」
と立ち止まるのだそうです。
「そんな、バカな~」
と思われるでしょうけど、
私もネイティブアメリカンと同様な心境なので、ヘビが
「ここに居るから、気をつけてよ~」
と教えてくれていると思うのです。
毒のあるハブは確かに危険ですが、仲良くは出来なくとも、
「共生する道はないのかな」
と思いたい。
後半に続く。

今日は、ちょっとグロ系の話題なので、ヘビが苦手の方は、ここでスルーして下さいね~。
琉球犬研究の権威・新垣義雄先生が、琉球犬について、
「生きる文化遺産」
「生まれながらの猟犬」
と、常々言われているように、
RIN(凛)君も、日々その素質を開花しつつあるようです。
我が家付近は国有林や原野があり、野犬や蚊が多いために、
RIN(凛)君は室内飼いを余儀なくされていますが、
RIN(凛)君は夜行性なのかどうか判りませんが、
夜になると覚醒することが多い。
RIN(凛)君は、特に聴覚と嗅覚に優れているために、
耳をレーダーのように立てて、物音や野鳥、昆虫の鳴き声、野犬の遠吠えや、
それらの気配などの様子を伺い、警戒モードに入っているのです。
電気を消した室内でも、動きの鈍いヤールー(イモリ)は当然ですが、
空中を飛び交うハエが近寄ると、パクッと咥(くわ)えたり、
俊敏に動き回るゴキブリを、冷静に目で追い、
右手で「ポン」と叩き潰してしまう、いわば
「生きるゴキブリホイホイ」
でもあるのです。
そんな、ハンターとしてのDNAを開花しつつあるRIN(凛)君は、
散歩中でもカエルやバッタ、カマキリなどの昆虫や蝶などを追いますが、
RIN(凛)君のすごいところは、ヘビを発見してしまうんですよ。
草むらなどでヘビの気配を感じ取ると、
RIN(凛)君は立ち止まって警戒モードに入ります。
猟犬ではない、ふつうの犬種だと、好奇心を抱いた犬が、不用意にヘビに近づいて
顔を咬まれることが多いのですが、RIN(凛)君は、ヘビの動きを伺い、
ヘビの攻撃があれば、いつでも瞬時で交わせる距離を保つのです。
RIN(凛)君が、なぜヘビを発見できるのかというと、
散歩コースには、ヘビが殺されて捨てられていることがあり、
ヘビの臭いを知っているためだと思います。
沖縄に棲むヘビは、
・ガラスヒバァ(無毒)
・アカマタ(無毒)
・ブラーミニメクラヘビ(無毒)
・リュウキュウアオヘビ(無毒)
・ハイ
・ヒメハブ
・サキシマハブ
で、本土のマムシは沖縄にはいません。
我が家付近には、サキシマハブ以外は全部います。
ハイというのは、赤、黒、黄色の3色ラインの綺麗なヘビで、
日本の唯一のコブラ科、なので毒蛇だけど体長が60cm程度で口が小さく、
臆病で、すぐに逃げ出すので、咬まれた人はいないんじゃないかな。
RIN(凛)君はヘビを見つけるのが得意ですが、
ヘビは、独特のオーラを放っているようで、
RIN(凛)君と離れて、私がひとりで農作業中の時にも
よくヘビは見つけられます。
というより、ヘビが
「私は、ここにいるよ~」
と知らせてくれているのだと思います。
私はヘビを見つけても、種類に関係なく殺しません。
もちろん、昆虫でも野鳥についても同じです。
「ヘビは人間を咬む、だから咬まれる前に殺す」
そういうオーラが人から出ているから、
ヘビも自衛のために攻撃してくるのだと思うのです。
私がバナナ園にひとりで行った時と、RIN(凛)君を連れて行った時とでは、
RIN(凛)君が行くときは、ヤンバルクイナが
「グアッ、グアッ、グアッ、グアッ…」
と警戒音を出し、野鳥が一斉にバサバサと飛び立ちます。
RIN(凛)君から、そういう殺意が出ているんじゃないかと思うんですよ。
私が作業中の時は、臆病なメジロが近くに来たり、
人を警戒して近寄らないヤンバルクイナも姿を見せたりしますから。
「動物はすべてを知っている (ソフトバンク文庫) J.アレン・ブーン(著)上野 圭一(訳)」
という本は、
コミュニケーションツールとして、口に出す言葉に頼る人間と動物は違う。
人間は第6感を失う代わりに言葉を得た。
人間以外のすべての生き物は、言葉以外の方法でコミュニケーションをとっている。
人間は、他の生き物とは心で会話が出来る、ということを説いている本です。
この中に、ヘビの話も出てきます。
北米の西部開拓時代、ガラガラヘビに咬まれるのは白人ばかりなのだと。
白人には、聖書由来のヘビへの嫌悪感があり、
「毒蛇のガラガラヘビ=危険=殺す」
と考えていて、それがガラガラヘビに伝わり、
ガラガラヘビは自分を守ろうとして白人を攻撃する、というのです。
ネイティブアメリカンは、ガラガラヘビも含めて、すべての生物や、
石ころでも神だと崇拝しているので、
ネイティブアメリカンがガラガラヘビと遭遇しても、
「どうぞ、行って下さい」
と立ち止まるのだそうです。
「そんな、バカな~」
と思われるでしょうけど、
私もネイティブアメリカンと同様な心境なので、ヘビが
「ここに居るから、気をつけてよ~」
と教えてくれていると思うのです。
毒のあるハブは確かに危険ですが、仲良くは出来なくとも、
「共生する道はないのかな」
と思いたい。
【このヒメハブも、RIN(凛)君が発見しました。ヘビ発見機がいると安全・安心】
ヘビの立場で考えると、ヘビが住む基本3条件とは、
・カエルやネズミなどのエサがあること
・水があること
・異性がいて繁殖できること
です。
ヘビに咬まれないためには、当たり前ですが、
ネイティブアメリカンのように、
「ヘビに近づかないこと」
とぐろを巻いて、首をS字に曲げたら、
飛びかかろうとしている攻撃態勢ですから
こうなったら、ヘビの種類や大きさにもよりますが、
1m圏内には入らないことが大事なのです。
なので、ヘビが潜んでいるのに、気づかないで
「うっかり手を近づけると咬まれてしまう」
というのが怖いのです。
ヘビは、視力が退化して目が悪いので、
高性能の温度センサーの舌をチロチロ出して、
動物の大きさ、温度から、どんな動物かを読み取っているのです。
後半に続く。