ハイサイ、RIN(凛)ですニコニコ


【5月20日(水曜)朝8時の東の空は、もう相当などんよりと厚い雲におおわれていました】


昨日5月19日(火曜)、2006年以来、9年ぶりに

沖縄より奄美地方が梅雨入りしたというニュースを見ました。

なんか、バカバカしいね。

「梅雨入り宣言」だの「桜の開花宣言」だの、

さだまさしの「関白宣言」じゃないんだから、

いちいち宣言する必要はないのです。

第一、その「宣言」が例年遅すぎるさ~。

明らかに、雨が降ったり、桜が開花して、

一般の素人の人たちの方が、気象庁よりも前に

よほど正確に的中しているはず。

特に、その地域の漁師の天気予報は、

気象庁をはるかに超越しています。

「私たちは気象庁だから」

という、変なプライドが邪魔して、

ミスがない、確実な宣言をしたいがために、

慎重に、慎重を期して、発表時期を見失って、

ようやく「宣言」を出すなんて、意味ないさ~。

もう、沖縄は梅雨入りしているに違いない、

雨が降り始めているよ!


【屋外を走り回りたいRIN(凛)君は、梅雨だと困るさね~】


だいたい、沖縄の天気予報は、

「30%雨」

とかいうのが多いのも問題。

こんなの、小学生がするような天気予報ですよね。

「晴れても、曇っても、雨が降っても予報は当たり」

という、ヲタクらしからぬ、いいかげんな予報。

もし、小学校で天気予報の授業があって、

ある生徒が、

「明日は30%雨」

なんて予報をしたら、きっと先生が

「こんないいかげんな予報はダメ、もっと具体的にしなさい!」

と怒るはず。

なので、私は天気予報は、あくまで参考までにして、

雲の流れ、風の向きなどで天気の予想をするようにしているのです。

私の祖母は、学歴は低かったのですが、

農業や天気予報の達人で、

子供の頃に、なにげに聞き流していた言葉は、

メモに書き記しておくべき、大事な生きる知恵だったのに…。

空を見ては、祖母が話していた語録を今になって思い出しています。

例えば、

「朝焼けは雨になる」

日本列島の天候は、西から東へかけて変化するため

天気のよい状態はすでに東に移っているため、

日の出の時に、東の空に朝焼けがおこると、

西から雲が近づいてると考えられ、なので

「朝焼けは、やがて天気がくずれて雨になりやすい」

というわけですよね。

空が赤く染まる条件としては、

太陽光が空気層を通過する距離が長い、

空気層が青色系の色(光の波長)を吸収することで、

結果的に赤、橙系の色が見えてくるのです。

夕日や朝日のときは、太陽の入射角度が低いので、

光は斜めに入ってくるので、朝焼けや夕焼けになり、

逆に、お昼の12時前後は、太陽の光が垂直に近い角度で入ってくるので、

空気層を通過する距離が朝夕と比べて短かいために、昼焼けはないのです。

そうやって考えると、

「夕焼けは晴れる」

というのも、

・夕焼けが起こる

・太陽光が空気層を長く通過している

・西側に光を遮る雲はなく晴れている

・明日も晴れる

という、理にかなっているわけです。


【昨夕の夕焼け。スカッとした夕焼けではなく、「風と共に去りぬ」のタラのような感じ】


「うろこ雲が出たら雨になる」

ということも言っていましたね。

先人たちの、経験による知恵って、すごいです。

戦後の核家族化によって、祖父や祖母と離れてしまい、

そういう貴重な知恵が、なかなか伝承されない。

人間社会は、極論で考えると、今生きている人たちは、

100年で総入れ替えになり、それが繰り返されているのですから、

先人たちの知恵は、良い意味で活用していかないと、進歩がなく、

いつも同じレベルでの繰り返しにしかならないのは、

もったいないと思うのです。

私のように、世俗を離れて、スローライフでロハスな暮らしをしていると、

先人たちの経験的な知恵の重要性、ありがたみが痛いほどわかり、

必要性を感じてしまうのです。

気象庁は、なんで「沖縄の梅雨入り宣言」をしないのかね~?


【痩せているようで足腰が丈夫なRIN(凛)君は、最近3歩くらい歩けるようになりました】