・ トム・ソーヤーの冒険(1876年、41歳)
・ 王子と乞食(1881年、46歳)
・ ハックルベリー・フィンの冒険(1885年、50歳)
などを書いたのは、
最初のアメリカ人作家、
マーク・トウェイン(Mark Twain)です。
マーク・トウェインはペンネームで、
本名ではありません。
「マーク・トウェイン」とは、
蒸気船が安全に通行できる限界の浅さを測定する
PILOT(水先人)の合図
“by the mark, twain(2ファゾム=約3.6m)”
から採ったものらしいです。
ディズニーランドでも、
トムソーヤのいかだや
ハックルベリーの沼などがありますよね。
アラモ砦で、メキシコ軍と勇敢に戦い、
テキサス独立の立役者となった
ディビー・クロケットもそうですが、
ディズニーランドはアメリカ史を凝縮してありますから、
これらを理解しているかいないかでは、
面白みの深さも違ってきます。
なぜ、マーク・トウェインが出てくるのか、
というと、
彼は1866年(31歳)の3月に、
当時サクラメント・ユニオン紙の記者をしていたのですが、
特派員として、
当時サンドイッチ島と呼ばれたハワイ諸島に渡って
約4ヶ月滞在し、
7月に帰社してから
「ハワイからの手紙」
という見聞記を書いて好評を博しますが、
この中でコナ・コーヒーを絶賛したことで、
一気にハワイのコナ・コーヒーが全米中に知れ渡ったのです。
言い換えれば、コナ・コーヒーを宣伝し認知させたのは
マーク・トウェインなのです。
「コナからケアラケクア湾までの道のりで、
有名なコナ・コーヒーに出会った。
この香り高いコーヒーは、
他のどのコーヒーにも勝るすばらしい1品だ」
と見聞記には書かれているようです。
また、彼は多くの格言も残しているのですが、
その一部をご紹介しましょう。
・ アダムがリンゴを欲しがったのは、
そのリンゴが食べたかったからではない。
ただそれが禁じられていたから、というだけのことだ。
・ 人間が善悪の別を知っているという事実は、
人間が他の動物より知的に優れていることの証拠だ。
しかし人間が悪事を働くことができるという事実は、
それができない他の動物よりも
道徳的に劣っていることの証拠だ。
・ 生まれた時が80歳で、
それからだんだん18歳になっていくのだったら、
人生は果てしなく楽しいことだろう。
・ 48歳にもならぬのに世をはかなむ人間は、
ものを知りすぎている。
48歳を過ぎても楽天家だったら、
そいつはものを知らなさすぎる。
・ 自分を励ます最上の方法。
それは誰かを励まそうとすること。
・ やむを得なければ服装には無頓着だっていい。
しかし、いつでも心はきちんとすべきだ。
・ 多数派は常に間違っている。
自分が多数派にまわったと知ったら、
それは必ず行いを改めるか、一息入れて反省する時だ。
・ 世の中には地位を崇拝する人間もいるし、
英雄を崇拝する人間もいる。
また、権力を崇拝する人間もいるし、
神を崇拝する人間もいる。
そしてこうした架空のものをめぐって、
彼らは議論をたたかわせている。
しかし彼らの誰もが一様に崇拝しているのは――金だ。
次回へ続きます。
台風3号が北上中で、
沖縄本島も明日には強風域に入りそうです。
・ 王子と乞食(1881年、46歳)
・ ハックルベリー・フィンの冒険(1885年、50歳)
などを書いたのは、
最初のアメリカ人作家、
マーク・トウェイン(Mark Twain)です。
マーク・トウェインはペンネームで、
本名ではありません。
「マーク・トウェイン」とは、
蒸気船が安全に通行できる限界の浅さを測定する
PILOT(水先人)の合図
“by the mark, twain(2ファゾム=約3.6m)”
から採ったものらしいです。
ディズニーランドでも、
トムソーヤのいかだや
ハックルベリーの沼などがありますよね。
アラモ砦で、メキシコ軍と勇敢に戦い、
テキサス独立の立役者となった
ディビー・クロケットもそうですが、
ディズニーランドはアメリカ史を凝縮してありますから、
これらを理解しているかいないかでは、
面白みの深さも違ってきます。
なぜ、マーク・トウェインが出てくるのか、
というと、
彼は1866年(31歳)の3月に、
当時サクラメント・ユニオン紙の記者をしていたのですが、
特派員として、
当時サンドイッチ島と呼ばれたハワイ諸島に渡って
約4ヶ月滞在し、
7月に帰社してから
「ハワイからの手紙」
という見聞記を書いて好評を博しますが、
この中でコナ・コーヒーを絶賛したことで、
一気にハワイのコナ・コーヒーが全米中に知れ渡ったのです。
言い換えれば、コナ・コーヒーを宣伝し認知させたのは
マーク・トウェインなのです。
「コナからケアラケクア湾までの道のりで、
有名なコナ・コーヒーに出会った。
この香り高いコーヒーは、
他のどのコーヒーにも勝るすばらしい1品だ」
と見聞記には書かれているようです。
また、彼は多くの格言も残しているのですが、
その一部をご紹介しましょう。
・ アダムがリンゴを欲しがったのは、
そのリンゴが食べたかったからではない。
ただそれが禁じられていたから、というだけのことだ。
・ 人間が善悪の別を知っているという事実は、
人間が他の動物より知的に優れていることの証拠だ。
しかし人間が悪事を働くことができるという事実は、
それができない他の動物よりも
道徳的に劣っていることの証拠だ。
・ 生まれた時が80歳で、
それからだんだん18歳になっていくのだったら、
人生は果てしなく楽しいことだろう。
・ 48歳にもならぬのに世をはかなむ人間は、
ものを知りすぎている。
48歳を過ぎても楽天家だったら、
そいつはものを知らなさすぎる。
・ 自分を励ます最上の方法。
それは誰かを励まそうとすること。
・ やむを得なければ服装には無頓着だっていい。
しかし、いつでも心はきちんとすべきだ。
・ 多数派は常に間違っている。
自分が多数派にまわったと知ったら、
それは必ず行いを改めるか、一息入れて反省する時だ。
・ 世の中には地位を崇拝する人間もいるし、
英雄を崇拝する人間もいる。
また、権力を崇拝する人間もいるし、
神を崇拝する人間もいる。
そしてこうした架空のものをめぐって、
彼らは議論をたたかわせている。
しかし彼らの誰もが一様に崇拝しているのは――金だ。
次回へ続きます。
台風3号が北上中で、
沖縄本島も明日には強風域に入りそうです。