ハイサイ、RIN(凛)です
沖縄地方に襲来した台風6号は、
5月12日(火曜)朝9時には沖縄本島を通過しました。
前日11日(月曜)夕方のWEATHERNEWSの台風進路予想では、
「沖縄本島の西側沿岸部に沿って、北東方面、奄美大島に向かう」
というので、沖縄本島でも大きな被害が予想されましたが、
実際の台風の進路は、沖縄本島からは運良く遠ざかったために、
「強風+大雨」
だけで、本島では被災はほとんどなかったはずです。
ただし、八重山(石垣島や西表島、宮古島などの八重山諸島)や
座間味(ざまみ)諸島では、
台風がかなり接近したので、最大風速50mの暴風が吹き荒れ、
農産物などに大きな被災が出ているようです。
被災された方々には、心からお見舞い申し上げます。
「沖縄地方」
とひと口にいっても、沖縄は広範囲に離島が点在しています。
例えば、沖縄本島の那覇空港から宮古島の宮古空港までは、直線距離でも284.4㎞。
東京駅から名古屋駅までの直線距離が268㎞、
こんなに離れているんですよ。
これが那覇と石垣になると、直線距離で410㎞、
東京ー大阪間の直線距離が約400㎞。
「沖縄地方」と、ひと言でいっても、遠く離れていることで、
台風の被災には、かなり大きな差が出てくるのです。
ちなみに、石垣から台湾の台北までは250㎞、
東京を起点とすると直線距離で岡崎市まで約250㎞。
石垣島からは、那覇よりも、台湾の方がだいぶ近いのです。
(東京から福島第一原子力発電所までは約230㎞)
沖縄県民は、台風のたびに一喜一憂。
台風は、それを忌み嫌ったところで、
人間の力ではどうしようもできませんから、
「台風をどう受け入れるか」
「台風と、どう向き合うか」
と、考えるようにしています。
例えば、
「大掃除というと、本土では師走(しわす)の恒例イベントだけど、
沖縄は台風のたびに大掃除するのできれいになるさ~」
と思えば、気が楽だし、以前は、
「台風は、害虫とか吹き飛ばす大掃除さ~」
と考えたこともありましたが、
これだと害虫だけでなく、益虫も、タダの虫吹き飛ばされることになりますし、
第一、蚊やハエなどは、風が強くなってくると早々と避難し見かけなくなりますが、
密集した雑草などの中に入り込んで、必死に茎にしがみついて、
彼らは吹き飛ばされないように頑張っているんですよ。
なので、台風直後から、またすぐに彼らは出てくるのです。
まあ、人間から見たら、蚊やハエに
「いったい、どこに居たのさ~、よく吹き飛ばされなかったね~。
(吹き飛ばされればよかったのに)」
と思うのですが、
蚊やハエからすれば、
「人間なんて台風で飛ばされてしまえばよかったのに、まだ生きてたの?」
なんて、思っているのかもしれないから、
台風だけでなく、蚊やハエなど、自然界のすべてを
みんな受け入れて、共生していくしかないので、
それなら、忌み嫌うようなネガティブ思考ではなく、
前向きに生きたいものです。
花は無心にして蝶を招き
蝶は無心にして花を尋ぬ
花開く時、蝶来り 蝶来る時 花開く
吾れも亦 人を知らず 人も亦 吾を知らず
知らずとも 帝則に従う
江戸時代後期の禅僧・良寛の有名な漢詩です。
花は何か思うでもなく、無心で蝶を招く。
蝶の方もまた、無心で花を尋ねる。
この世に生きているものは、
みな、この世に必要だから生まれてきた。
自然界は全て自然の法則に則って生きている、
そういう意味です。
良寛は、無欲恬淡(てんたん)、
つまり心静かに無欲に生きた、といわれています。
私も、見習わないと!

沖縄地方に襲来した台風6号は、
5月12日(火曜)朝9時には沖縄本島を通過しました。
前日11日(月曜)夕方のWEATHERNEWSの台風進路予想では、
「沖縄本島の西側沿岸部に沿って、北東方面、奄美大島に向かう」
というので、沖縄本島でも大きな被害が予想されましたが、
実際の台風の進路は、沖縄本島からは運良く遠ざかったために、
「強風+大雨」
だけで、本島では被災はほとんどなかったはずです。
ただし、八重山(石垣島や西表島、宮古島などの八重山諸島)や
座間味(ざまみ)諸島では、
台風がかなり接近したので、最大風速50mの暴風が吹き荒れ、
農産物などに大きな被災が出ているようです。
被災された方々には、心からお見舞い申し上げます。
「沖縄地方」
とひと口にいっても、沖縄は広範囲に離島が点在しています。
例えば、沖縄本島の那覇空港から宮古島の宮古空港までは、直線距離でも284.4㎞。
東京駅から名古屋駅までの直線距離が268㎞、
こんなに離れているんですよ。
これが那覇と石垣になると、直線距離で410㎞、
東京ー大阪間の直線距離が約400㎞。
「沖縄地方」と、ひと言でいっても、遠く離れていることで、
台風の被災には、かなり大きな差が出てくるのです。
ちなみに、石垣から台湾の台北までは250㎞、
東京を起点とすると直線距離で岡崎市まで約250㎞。
石垣島からは、那覇よりも、台湾の方がだいぶ近いのです。
(東京から福島第一原子力発電所までは約230㎞)
沖縄県民は、台風のたびに一喜一憂。
台風は、それを忌み嫌ったところで、
人間の力ではどうしようもできませんから、
「台風をどう受け入れるか」
「台風と、どう向き合うか」
と、考えるようにしています。
例えば、
「大掃除というと、本土では師走(しわす)の恒例イベントだけど、
沖縄は台風のたびに大掃除するのできれいになるさ~」
と思えば、気が楽だし、以前は、
「台風は、害虫とか吹き飛ばす大掃除さ~」
と考えたこともありましたが、
これだと害虫だけでなく、益虫も、タダの虫吹き飛ばされることになりますし、
第一、蚊やハエなどは、風が強くなってくると早々と避難し見かけなくなりますが、
密集した雑草などの中に入り込んで、必死に茎にしがみついて、
彼らは吹き飛ばされないように頑張っているんですよ。
なので、台風直後から、またすぐに彼らは出てくるのです。
まあ、人間から見たら、蚊やハエに
「いったい、どこに居たのさ~、よく吹き飛ばされなかったね~。
(吹き飛ばされればよかったのに)」
と思うのですが、
蚊やハエからすれば、
「人間なんて台風で飛ばされてしまえばよかったのに、まだ生きてたの?」
なんて、思っているのかもしれないから、
台風だけでなく、蚊やハエなど、自然界のすべてを
みんな受け入れて、共生していくしかないので、
それなら、忌み嫌うようなネガティブ思考ではなく、
前向きに生きたいものです。
花は無心にして蝶を招き
蝶は無心にして花を尋ぬ
花開く時、蝶来り 蝶来る時 花開く
吾れも亦 人を知らず 人も亦 吾を知らず
知らずとも 帝則に従う
江戸時代後期の禅僧・良寛の有名な漢詩です。
花は何か思うでもなく、無心で蝶を招く。
蝶の方もまた、無心で花を尋ねる。
この世に生きているものは、
みな、この世に必要だから生まれてきた。
自然界は全て自然の法則に則って生きている、
そういう意味です。
良寛は、無欲恬淡(てんたん)、
つまり心静かに無欲に生きた、といわれています。
私も、見習わないと!
