はいさい、RINです
沖縄県の天然記念物・琉球犬のRIN(凛)君は、
今日で満4カ月目を迎えました。
元旦生まれなので、とても判りやすいです。
中型犬の生後4か月は、
人間でいえば6歳児くらいに相当するそうで、
家中を荒らし回る破壊王子のRIN(凛)君も、
わんぱくでやんちゃだと、
良い意味で評価してあげないといけませんね。
RIN(凛)君は室内飼いです。
沖縄は蚊が多く、フィラリア感染の可能性が高く、
また庭に猛毒ハブが出没することも多々ありますし、
自宅近郊は野犬軍団が徘徊しているので、
いろいろな危険を回避させるため、
室内で寝起きをしているのです。
言い換えれば、我が家が犬小屋で、
「私が犬小屋に住んでいる」
という言い方が正しいのかもしれません。
犬ネコの可愛がり過ぎでは、
ペット感染症(人獣共通感染症)を問題視する方もいますが、
これは、
「海賊が山賊の罪をあげる」
ようなもので、
感染症を気にする人はペットを飼わなければいいのです。
「犬の唾液は尿素酸や歯周病などがある」
とか
「寝室も犬ネコと同じならダニが移る」
とかいうなら、
室内のシックハウス症候群や、室内のハウスダスト、
塩素入り水道水だって気になるはずだし、
室外でも、福島の放射能汚染や中国からの大気汚染物質、
黄砂によるセシウムなども気になることでしょう。
食品であれば栽培法や添加物、遺伝子組み換えも気になるだろうし、
ついには喫煙者の吐く煙や、地震さえも気になり、
もう何でも心配で、神経過敏のストレス状態。
そんなことでは、とてもスローライフはムリ。
心豊かに、ゆったりと、大らかに生きないと。
犬ネコには、かけた愛情だけ癒してくれますから、
過保護はともかくとして、
愛情をMAXに注ぎ込んであげればいいのです。
「犬が飼い主の癌の部位を舐めて、癌が治った」
という奇跡的な話も、
10年くらい前に千葉県であり、
感染症より、私は奇跡の話を重視したいと思います。
RIN(凛)君は、留守番が苦手なので、
ポジティブに散歩に連れ出すことと、私が作業中は
私の近くに長めのロープで待機してもらうようにしています。
RIN(凛)君が家の中に入る時は、
風呂場の外から入るのですが、
沖縄の民家は、アパートやマンションを除いて、
一戸建て住宅のほとんどは、
風呂場に外への出入りが出来る戸があり、
内扉が網戸になっているのです。
また、沖縄では風呂場に浴槽がないのがふつうで、
我が家にも浴槽はありません。
私が沖縄に移住した当初は、
浴槽がないことに違和感がありましたが、
習慣的なことなので、慣れるとシャワーだけで十分なのです。
冬場の寒い時期は、
「湯船に浸かりたいな」
と思う時もたまにありますけどね。
でも沖縄の冬は短いので、
3月以降は、湯船はジャマなオブジェと化します。
RIN(凛)君は、外から風呂場に入り、
まず汚れた足をシャワーで流し、
雑草のギシギシエキスを希釈した水にタオルを入れて絞り、
RIN(凛)君の全身を拭いて、
RIN(凛)君は室内に入るのです。
RIN(凛)君も、このルールに慣れるまでは
面倒くさそうに不満げでしたが、
今ではすっかり、庭の家に入るルートを
率先して歩いて行っています。
亡くなったRIU(琉)君も、
このルートを2000回以上通ったので、
感慨深い想い出の道でもあるのです。
琉球犬研究の第一人者・新垣先生が
琉球犬を県の天然記念物にするための調査をする過程で、
「1歳以上の64頭の琉球犬調査結果」
をいろいろされていた中で、
「舌斑(ぜつはん)」と「狼爪(ろうそう)」があります。
RIN(凛)君には、
「舌斑(ぜつはん)」も「狼爪(ろうそう)」もありません。
「舌斑(ぜつはん)」
というのは、舌の一部に黒い斑が出ることで、
狼には必ずあるのだそうです。
・舌斑あり9%
・舌斑なし91%
狼が家畜化され、「舌斑」が退化していきましたが、
それでも約1割が「舌斑」になるのは、
縄文犬としてのなごりである証(あかし)、といわれています。
「狼爪(ろうそう)」
とは、字の通り「おおかみづめ」のことで、
犬の前足、あるいは後足の内側に生えている、
地面と接触しない指のことです。
琉球犬以外の犬種でも、
狼爪が出ることがあるそうですが、
新垣先生の調査結果では、
・狼爪あり14%
・狼爪なし86%
と、
狼爪は、琉球犬の約7頭に1頭の確率で出現したことになり、
これは現在でもだいたい同じ確率のようです。
昔、狼が、崖や岩場、また氷の上などを
獲物を追いかけて走り、
そこに爪をひっかけたり、急ブレーキにしたりと
狩りをしやすい役割があったものと、いわれています。
新垣先生宅で、10年以上前ですが、
「舌斑(ぜつはん)」や「狼爪(ろうそう)」のある琉球犬を
見せて頂きました。
「舌斑」や「狼爪」は、非常に痛々しく見えたので、
私の個人的な気持ちとしては、
RIN(凛)君には、それがないのは、良かったです。

沖縄県の天然記念物・琉球犬のRIN(凛)君は、
今日で満4カ月目を迎えました。
元旦生まれなので、とても判りやすいです。
中型犬の生後4か月は、
人間でいえば6歳児くらいに相当するそうで、
家中を荒らし回る破壊王子のRIN(凛)君も、
わんぱくでやんちゃだと、
良い意味で評価してあげないといけませんね。
RIN(凛)君は室内飼いです。
沖縄は蚊が多く、フィラリア感染の可能性が高く、
また庭に猛毒ハブが出没することも多々ありますし、
自宅近郊は野犬軍団が徘徊しているので、
いろいろな危険を回避させるため、
室内で寝起きをしているのです。
言い換えれば、我が家が犬小屋で、
「私が犬小屋に住んでいる」
という言い方が正しいのかもしれません。
犬ネコの可愛がり過ぎでは、
ペット感染症(人獣共通感染症)を問題視する方もいますが、
これは、
「海賊が山賊の罪をあげる」
ようなもので、
感染症を気にする人はペットを飼わなければいいのです。
「犬の唾液は尿素酸や歯周病などがある」
とか
「寝室も犬ネコと同じならダニが移る」
とかいうなら、
室内のシックハウス症候群や、室内のハウスダスト、
塩素入り水道水だって気になるはずだし、
室外でも、福島の放射能汚染や中国からの大気汚染物質、
黄砂によるセシウムなども気になることでしょう。
食品であれば栽培法や添加物、遺伝子組み換えも気になるだろうし、
ついには喫煙者の吐く煙や、地震さえも気になり、
もう何でも心配で、神経過敏のストレス状態。
そんなことでは、とてもスローライフはムリ。
心豊かに、ゆったりと、大らかに生きないと。
犬ネコには、かけた愛情だけ癒してくれますから、
過保護はともかくとして、
愛情をMAXに注ぎ込んであげればいいのです。
「犬が飼い主の癌の部位を舐めて、癌が治った」
という奇跡的な話も、
10年くらい前に千葉県であり、
感染症より、私は奇跡の話を重視したいと思います。
RIN(凛)君は、留守番が苦手なので、
ポジティブに散歩に連れ出すことと、私が作業中は
私の近くに長めのロープで待機してもらうようにしています。
RIN(凛)君が家の中に入る時は、
風呂場の外から入るのですが、
沖縄の民家は、アパートやマンションを除いて、
一戸建て住宅のほとんどは、
風呂場に外への出入りが出来る戸があり、
内扉が網戸になっているのです。
また、沖縄では風呂場に浴槽がないのがふつうで、
我が家にも浴槽はありません。
私が沖縄に移住した当初は、
浴槽がないことに違和感がありましたが、
習慣的なことなので、慣れるとシャワーだけで十分なのです。
冬場の寒い時期は、
「湯船に浸かりたいな」
と思う時もたまにありますけどね。
でも沖縄の冬は短いので、
3月以降は、湯船はジャマなオブジェと化します。
RIN(凛)君は、外から風呂場に入り、
まず汚れた足をシャワーで流し、
雑草のギシギシエキスを希釈した水にタオルを入れて絞り、
RIN(凛)君の全身を拭いて、
RIN(凛)君は室内に入るのです。
RIN(凛)君も、このルールに慣れるまでは
面倒くさそうに不満げでしたが、
今ではすっかり、庭の家に入るルートを
率先して歩いて行っています。
亡くなったRIU(琉)君も、
このルートを2000回以上通ったので、
感慨深い想い出の道でもあるのです。
琉球犬研究の第一人者・新垣先生が
琉球犬を県の天然記念物にするための調査をする過程で、
「1歳以上の64頭の琉球犬調査結果」
をいろいろされていた中で、
「舌斑(ぜつはん)」と「狼爪(ろうそう)」があります。
RIN(凛)君には、
「舌斑(ぜつはん)」も「狼爪(ろうそう)」もありません。
「舌斑(ぜつはん)」
というのは、舌の一部に黒い斑が出ることで、
狼には必ずあるのだそうです。
・舌斑あり9%
・舌斑なし91%
狼が家畜化され、「舌斑」が退化していきましたが、
それでも約1割が「舌斑」になるのは、
縄文犬としてのなごりである証(あかし)、といわれています。
「狼爪(ろうそう)」
とは、字の通り「おおかみづめ」のことで、
犬の前足、あるいは後足の内側に生えている、
地面と接触しない指のことです。
琉球犬以外の犬種でも、
狼爪が出ることがあるそうですが、
新垣先生の調査結果では、
・狼爪あり14%
・狼爪なし86%
と、
狼爪は、琉球犬の約7頭に1頭の確率で出現したことになり、
これは現在でもだいたい同じ確率のようです。
昔、狼が、崖や岩場、また氷の上などを
獲物を追いかけて走り、
そこに爪をひっかけたり、急ブレーキにしたりと
狩りをしやすい役割があったものと、いわれています。
新垣先生宅で、10年以上前ですが、
「舌斑(ぜつはん)」や「狼爪(ろうそう)」のある琉球犬を
見せて頂きました。
「舌斑」や「狼爪」は、非常に痛々しく見えたので、
私の個人的な気持ちとしては、
RIN(凛)君には、それがないのは、良かったです。