はいさい、RINですニコニコ

沖縄移住 ブルーボトルコーヒー 寝太郎
【ハロウェルアマガエル】

沖縄本島北部の秘境、山原(やんばる)には
6種類のカエルが生息していて、
我が家の周りも、夜になるとカエルの大合唱で
けっこううるさいです。

6種類のうち5種類は、沖縄の固有種、
山原(やんばる)でしか見られないカエルで、
残りの1種類が、
奄美諸島と沖縄諸島にまたがって分布する
アマガエル科の「ハロウェルアマガエル」というカエルです。

バナナの葉で休憩していたのは、
もっともポピュラーな、この「ハロウェルアマガエル」です。
大きさは約4㎝。

沖縄県レッドデータブックでは「準絶滅危惧種」となっていますから、
あまり見かけないカエルかもしれませんが、
我が家付近にはけっこう生息していて、ちっとも珍しくないですね。

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【野いちごに産み付けられたカエルの卵】

「ハロウェル」なんて、変な名前ですが、
・学名 Hyla hallowellii
・英名 Hallowell's Tree Frog
というように、
Haiowellという、両生類研究学者の名前なのです。

私も、何か新種発見でもすれば、
名前が付けられる可能性がある、ということですね。

ちなみに、沖縄方言でのカエルは「アタビー」といいます。

生態系の食物連鎖では、
「カエルがいる=それをエサにするヘビもいる」
ということになるのです。

我が家周辺には、ヘビが多いです。
・ハブ
・ヒメハブ(ツチノコみたいな形で、あまり動かない、毒蛇)
・アカマタ(成体は2m超級、凶暴だけど無毒)
・ガラスヒバァ(約120cm程度で昼行性、無毒)
・リュウキュウアオヘビ(約80cm、無毒)
・ハイ(コブラ属なので毒性)
こういったヘビがいるのですが、
要注意はハブだけです。

我が家の庭には、東西南北に俊敏なガラスヒバァがいますが、
私には慣れていて、10㎝くらいまで近寄ってきます。

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【ピンボケですが・・・これがガラスヒバァです】

ハブがやってくるとガラスヒバァは一目散に逃げるので、
「ガラスヒバァがいるかどうか」
というのは
「ハブが庭に侵入したかどうか」
というサインにもなるのです。

4月に入り、自宅の玄関や、風呂場出入口などは
夜間はドアは開いた状態にして、網戸にするのですが、
この網戸をきちんと締めずにいたりすると、
ハブやアカマタの子供が家の中に侵入して、
大騒ぎになることが、年に2,3回はありますね。

今はハンターのRIN(凛)君が室内にいて、
ヘビの発見も得意なので、安心できますが。

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【自宅近くの林道にハブの死体を見つけたRIN(凛)君】