現在のところ、コーヒー山の気候風土に最も合いそうな
ハワイコナの品種を植えるエリアを
東風から守られるコーヒー山の南西の斜面と設定して、
ここの開拓作業を始めました。
このエリアはリュウキュウチク(琉球竹)が多く、
竹だけを刈れば栽培地が確保出来るので、
雑木を伐採してきた今までの開拓作業に比べると
ずっと楽な作業になります。
竹の伐採にはエンジン付きの草刈り機を使いたいところですが、
傾斜地なので、草刈り機を使うと竹の切り口が斜めになり、
長靴などで踏むと底や横に穴を開けることにもなるので、
竹を根元から踏み倒すことを考え出しました。
昨日は名護市から松川猛さんと宜保伸さんが見学に来られ
パーマカルチャーや植物の相性など、いろいろ教えて頂きました。
宜保さんによると、沖縄の竹は「竹とバンブー」の2種類があり、
山全体に根を張り巡らしてどこからでも出てくるのが“竹”で、
隣地など土地の境界に植えて、広がらない竹を“バンブー”というように
分けて考えると判りやすい、という興味深いお話も伺いました。
そういう意味では、このエリアは宜保説では“竹”になります。
竹を根元から踏み倒し、竹を数本根元を中心にグルグル回すと
わりと簡単に根からもぎ取ることが出来るのです。
剪定バサミを使うと疲れるし、
すぐに刃が切れなくなって刃を研がなければならなくなるので、
踏んで廻して引っ張ってもぎ取る方法は
意外と簡便で良さそうです。
竹はチップにするとか炭粉にもしてみたいのですが、
それはまたいつか挑戦したいところです。
画像の左側が東で、右側が西です。
東側には尾根があり、
西に向かって傾斜になっているために
東風が吹き込まないエリアになっています。
適度に中高木も生えているので、
それらの枝葉が樹冠を覆うことで、
適度な木陰にもなるのです。
間伐した松が横になっていますが、
これは右上が道になっていて、
さらにその上が小山になっているために
降雨量が多いと、この新開拓地には
雨水が流れ落ちてくるために、
これを遮断し、さらに保水する役目として
間伐材を横にして、その上に
伐採した竹を載せたりして、
風雨や枯れ枝、落ち葉などを止める
一種の“柵”を作ろうとしているのです。
間伐材は、傾斜地に平行になるように置いて
竹を小槌(こづち)で何本も打ち込んで支柱にして
間伐材が転がり落ちないようにしています。
これを傾斜に平行にいくつも置いて
「棚田」のようにしていきます。
コーヒーの苗木を移植すると、
その下側(雨水が流れる方の下側)にも間伐材を置いて、
やはり竹を支柱として打ち込み、
苗木の根元周辺には
腐葉土を厚く敷き詰めます。
これは栄養分だけでなく、
保水の役割も兼ねるようにしています。
傾斜地は“棚田”をイメージして作り上げるようにしています。
世界地図のような幾何学模様が美しいイシガケチョウです。
漢字では「石崖蝶」と書くようです。
東南アジアの蝶ですが、台湾や南西諸島だけでなく、
地球温暖化で分布が徐々に北上して
現在は京都府あたりまで分布を広げているようですから
関西以南の方には珍しくない蝶かもしれませんね。
イシガケチョウはコーヒー山だけでなく我が家の庭でも
通年見ることが出来ます。
優雅に飛ぶのではなく、ヨレヨレになって飛びます。
羽根が破れたような形をしているのですが、
この画像のイシガケチョウは典型的な正常な形なのです。
晴れの天気予報でも、やんばるは山岳地帯なのでにわか雨が降りやすく、
井戸や水道がなく雨水頼みのコーヒー山ではありがたい“恵み”になります。
しばらくブルーシートを張った荷物置き場に避難していましたが
にわか雨がなかなかやまないので、帰ることにしました。
雨が降ったら降ったで、雨水を溜める黒バケツに雨水が入っているかどうか、
また地面に雨がどの程度浸み込むか、水たまりが出来るか、
あるいは雨量が多い時は雨水の流れがどのようになっているか、
保水をさせたい部分に水が流れているか、など
興味深い見どころもけっこうあるのです。
帰りに撮影したコーヒー山画像ですが、
あちこちから水蒸気が上っていて、なかなか幻想的でした。
ハワイコナの品種を植えるエリアを
東風から守られるコーヒー山の南西の斜面と設定して、
ここの開拓作業を始めました。
このエリアはリュウキュウチク(琉球竹)が多く、
竹だけを刈れば栽培地が確保出来るので、
雑木を伐採してきた今までの開拓作業に比べると
ずっと楽な作業になります。
竹の伐採にはエンジン付きの草刈り機を使いたいところですが、
傾斜地なので、草刈り機を使うと竹の切り口が斜めになり、
長靴などで踏むと底や横に穴を開けることにもなるので、
竹を根元から踏み倒すことを考え出しました。
昨日は名護市から松川猛さんと宜保伸さんが見学に来られ
パーマカルチャーや植物の相性など、いろいろ教えて頂きました。
宜保さんによると、沖縄の竹は「竹とバンブー」の2種類があり、
山全体に根を張り巡らしてどこからでも出てくるのが“竹”で、
隣地など土地の境界に植えて、広がらない竹を“バンブー”というように
分けて考えると判りやすい、という興味深いお話も伺いました。
そういう意味では、このエリアは宜保説では“竹”になります。
竹を根元から踏み倒し、竹を数本根元を中心にグルグル回すと
わりと簡単に根からもぎ取ることが出来るのです。
剪定バサミを使うと疲れるし、
すぐに刃が切れなくなって刃を研がなければならなくなるので、
踏んで廻して引っ張ってもぎ取る方法は
意外と簡便で良さそうです。
竹はチップにするとか炭粉にもしてみたいのですが、
それはまたいつか挑戦したいところです。
画像の左側が東で、右側が西です。
東側には尾根があり、
西に向かって傾斜になっているために
東風が吹き込まないエリアになっています。
適度に中高木も生えているので、
それらの枝葉が樹冠を覆うことで、
適度な木陰にもなるのです。
間伐した松が横になっていますが、
これは右上が道になっていて、
さらにその上が小山になっているために
降雨量が多いと、この新開拓地には
雨水が流れ落ちてくるために、
これを遮断し、さらに保水する役目として
間伐材を横にして、その上に
伐採した竹を載せたりして、
風雨や枯れ枝、落ち葉などを止める
一種の“柵”を作ろうとしているのです。
間伐材は、傾斜地に平行になるように置いて
竹を小槌(こづち)で何本も打ち込んで支柱にして
間伐材が転がり落ちないようにしています。
これを傾斜に平行にいくつも置いて
「棚田」のようにしていきます。
コーヒーの苗木を移植すると、
その下側(雨水が流れる方の下側)にも間伐材を置いて、
やはり竹を支柱として打ち込み、
苗木の根元周辺には
腐葉土を厚く敷き詰めます。
これは栄養分だけでなく、
保水の役割も兼ねるようにしています。
傾斜地は“棚田”をイメージして作り上げるようにしています。
世界地図のような幾何学模様が美しいイシガケチョウです。
漢字では「石崖蝶」と書くようです。
東南アジアの蝶ですが、台湾や南西諸島だけでなく、
地球温暖化で分布が徐々に北上して
現在は京都府あたりまで分布を広げているようですから
関西以南の方には珍しくない蝶かもしれませんね。
イシガケチョウはコーヒー山だけでなく我が家の庭でも
通年見ることが出来ます。
優雅に飛ぶのではなく、ヨレヨレになって飛びます。
羽根が破れたような形をしているのですが、
この画像のイシガケチョウは典型的な正常な形なのです。
晴れの天気予報でも、やんばるは山岳地帯なのでにわか雨が降りやすく、
井戸や水道がなく雨水頼みのコーヒー山ではありがたい“恵み”になります。
しばらくブルーシートを張った荷物置き場に避難していましたが
にわか雨がなかなかやまないので、帰ることにしました。
雨が降ったら降ったで、雨水を溜める黒バケツに雨水が入っているかどうか、
また地面に雨がどの程度浸み込むか、水たまりが出来るか、
あるいは雨量が多い時は雨水の流れがどのようになっているか、
保水をさせたい部分に水が流れているか、など
興味深い見どころもけっこうあるのです。
帰りに撮影したコーヒー山画像ですが、
あちこちから水蒸気が上っていて、なかなか幻想的でした。