コーヒーの苗木を、
「いつ植えるのか」
あるいは
「どの程度の大きさになったら植えるのか」
など、
いろいろな方法を試行錯誤しているのですが、
「苗木がこういう状態になったら植える」
という、私なりの基準をご披露しましょう。

沖縄移住 コーヒー栽培 ブルーボトルコーヒー
【コーヒー苗木】

定植を待つコーヒー苗木です。
コーヒー山でも2回の冬を経験して、
山の環境にはすっかり慣れ親しんでたくましく生育しています。

沖縄移住 コーヒー栽培 ブルーボトルコーヒー
【コーヒー苗木】

これも定植の出番を待つコーヒー苗木です。
日本には口径が小さくて深いポットがありませんが、
出来ればメーカーではそういう深型のポットも作ってほしいところです。
根がポット内をグルグル回るのは避けたいし、
直根も真っ直ぐの状態で、植えたいからです。

沖縄移住 コーヒー栽培 ブルーボトルコーヒー
【コーヒー苗木】

これも定植の出番を待つコーヒー苗木ですが、
最初の頃は“高さ”を基準にして定植していました。
昨秋から新たな基準に変えました。

沖縄移住 コーヒー栽培 ブルーボトルコーヒー
【コーヒー苗木】

これは、苗木の高さが充分でも、
「まだ定植しない苗木」です。
次の画像と比較してください。

沖縄移住 コーヒー栽培 ブルーボトルコーヒー
【コーヒー苗木】

こちらの苗木は「定植する苗木」です。
前の画像と比較して、違いが判りますか?
新しい基準は「枝が出ているかどうか」にしています。
前の画像は、まだ葉が出ている状態ですが、
こちらの画像は枝が出てきていますよね。
高さが同じようでも、苗木の生育が違うわけです。
昨秋からは、「高さが30~40cm」で、
さらに「主幹の上の方に枝が出た苗木」を優先して定植しています。


この基準は、経験を基にした私なりの判断なので、
コーヒーの栽培学的に正しいのかどうかは判りませんが、
昨秋から約半年間、定植した苗木の経過を見ていても異常がなく、元気なので、
当面はこの方法で行うつもりです。

「いつ植えるのか」
は、また次の機会にご紹介しましょう。