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ツインレイ~究極の愛の物語~第11話
彼と離れる決断をし。。。
私は自分の向ける全ての意識を仕事に向けていきました。。
彼を忘れるために。。新たな生きる道を歩き始めていました
新たな仕事。新たな仲間。新たな人生。
その頃に美容関係の店をオープンさせて。。内面も外見も。。自分磨きに力を注ぎました
彼の存在のない時だったかに思えましたが。。
やはり、魂の繋がった者同士は。。
完全に絆を断ち切ることは不可能なのですね。。
ことあるごとに。。あり得ない場所や道で。。互いに車を運転していてすれ違ったり。。
彼が仕事中の場面に遭遇したりと。。
こんなにまで。。偶然で遭遇することなど。。あとにも先にも彼以外はありませんでした
ただ違ったのは。。すれ違っても。。遭遇しても。。
その瞬間を。。黙って想いを堪えて。。流すしかありませんでした。。
想いを押し殺し。。静かに流すだけしかありませんでした。
でも。。同じだったこと。。
それは、そうやって彼の運転する車を見るだけで。。
あの時と同じように。。胸がドキドキして。。張り裂けそうで。。息が止まりそうで。。
結局。。自分から離れることを切り出したくせに。。。
忘れることなんてできなかった。。
別の道を歩き始めたくせに。。。
偶然に見かければ、相変わらず。。ドキドキして。。息苦しくて。。
バックミラーで彼の車が見えなくなるまで。。目で追い続ける。。
今だから。。言えることは
私達は。。やっぱりどうしたところで。。
結びつきが消えることはあり得なかった。。
なぜなら二人の魂は求め合うことしか選択しなかったから。それしかできなかったから。。
そんな時間を3年くらい過ごしました。。
彼がいないようで。。でもいる時間を。。そんな時間を3年をも費やしてしまったのです。。
その時期になると、自ら営んでいた店の経営に関しても悩むことが多々あり
様々な問題や選択を強いられていました。。
もはや。。自分自身の考えにも、精神面でも。。非常に限界を感じ始めていました
誰にも話できることでもなく。。相談することもできず。。
やはり、逢いたい。。話をしたい。。と姿を思い出す相手は彼しかいませんでした。
自分から離れることを切り出したくせに今更。。などという思いもありましたが
状況が状況だけに。。(彼も経営者だったので)仕事の話を。。問題を解決しなきゃいけないことに対して切羽詰まる思いが先立っていました。。
ある日意を決して。彼に電話をしました。。
電話を取った彼は。。とても冷静で。。でも彼はすごく嬉しがっていました。。
電話をした時、出張で離島にいたのもあり、ゆっくり話をすることができました
私は、今自分で店をやっていること。でもあまりうまくいっていないこと。悩んでいること。
そして、彼も話してくれました。
何で離島に出張できているかということ。そして結婚生活のこと。そして別居が近いということ
そう。。私が意を決して彼に電話したタイミングは。。
偶然にも彼の結婚生活がピリオドを迎えるタイミングだったのです
電話を切った。。その夜。。メールがありました。。
メールが苦手だった彼は。。今まで自分からメールしてくることなんて滅多にありませんでした
その彼がメールをくれ。。その内容は
電話をくれて、本当に嬉しかったと。ずっと声を聞きたかったと。よく車を運転している君を見かけたと。君の携帯の番号やメールアドレスをずっと消さずに登録したままだったと。君に対してすごく辛くあたったことを謝りたかったと。本当に最低な男だったと。でもこうして電話をくれたことに感謝していると。君を忘れたことは一度もなかったと。君を忘れることはできなかったと。
だから、君の名前が携帯の画面に出た時。。信じられなかったということ。心からありがとう。と
私に。。もう私達は終わりましょうって。。言われて、離れた私の電話だったのにも関わらず
彼のメールは、愛情一杯の想いと。。再び連絡をくれたことへの感謝の想いで溢れんばかりの言葉が沢山並べられていました
出張から帰ったら、逢う約束をしました。。
二人が別の道を歩こうと3年
でも二人は再び。。共に歩くことになるであろう気配を感じ。。
ゆっくりと並び始めたのです。。肩を並べて寄り添い合って。。。
この時。。本当に魂たちは喜び。。交わってじゃれあっていたと思います。。
だから、私たちも。。すごくすごく穏やかで。。心から安らぎと安堵感を味わっていたのです。。
懐かしい幸せな想いでいっぱいでした
第12話へ続く
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ツインレイ~究極の愛の物語~第12話
出張から帰ったら会う約束を取り付け
数日後。。私達は夜景が綺麗に見渡せる。。港のすぐそばのホテルのラウンジにいました
3年ぶりでしたが。。3年ものブランクを感じることは全くありませんでした。
ライトアップした大きな橋を。。目の前にして。。静かに流れる時と音楽
今。。私のすぐ隣には。。愛する彼がいて。。
私の抱えている問題を。。苦しい胸の内を吐露し。。泣きじゃくる私を。。
彼は黙って。。聞いていました
今になって思えば。。3年ぶりに逢って。。仕事がうまくいかない。。苦しいと
一方的に。。シクシクと泣かれ。。すごく彼は戸惑ったのでは。。と思いますが。。
本当に黙って。。ただ私の話を聞き入れ、受け止め。。包容してくれたのです
彼も彼で。。今までどう過ごしていたのか!結婚生活はどうだったのか!なぜ別居になってしまったのか。。色々話をしてくれました。
彼は、どうして自分から離れることを切り出したくせに。。なぜ又連絡をくれたのか?そんなことを問いただすことは決してありませんでした。
そして、「一度君を見かけた。助手席には男性が乗っていたね。。新しい人ができたのかな。
って思ってたよ。。」って
でも、それだけで。。その人は誰なのか。。今はどうしたのか。。
問いただすことはありませんでした。。
ただ一言。。「でも、今はこうして戻ってきたから。。それでいい」と
ラウンジが閉店するラストまで。。ゆったりと時が流れ
ラウンジを出て駐車場まで。。港のなみの音と海風に。。心地よさを感じながら
販売機を見つけ。。「コーヒー飲みたい~買ってくださ~い」って
冗談めいて。。甘える私に。。
彼の温かな。。私を見つめる視線は。。まるで愛娘を愛おしく思う父のようで。。
「これぐらい自分で買えよ」と言いながら。。
本当に本当に彼は幸せを感じていたと思います
ライトアップされた。。キラキラと光る橋を眺めながら。。
行き交う車のライトも美しく。。
波の音に。。優しい海風。。微かな海の香り
コーヒーを飲みながら。。おどける私と。。
ただ優しく見つめ。。静かに微笑む彼
3年ぶりに再会した。。この時の光景と。。穏やかさと。。大らかな想い
はっきりと鮮明に記憶に焼き付いて離れることはありません
その瞬間は今でも生き続けているのです
出逢いから16年もの歳月が経とうとしていました。。
運命の再会と再スタートとばかり。。思っていましたが。。。
同時にそれは、最愛の彼を失う。。彼の命の終わりのカウントダウンの始まりでもあったのです
第13話へ続く
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ツインレイ~究極の愛の物語~第13話
又。。始まった二人の愛は更に更に深いものとなっていきました。
そして以前にも増して色々な話をしました。
時に彼はこう言いました。「前に一緒になりたくて。。でも君には家を出ることは無理だと思った。。君は何もかもを捨てて僕の所にくることは出来ないと思った。でも僕も結婚して子供も欲しいと思ったから。
だから、それを願い他の人と一緒になったけど。。君じゃなくてもいいんじゃないかって思った。
所詮そんな考えで結婚しても続かなかったけど。やっぱり君以外とは無理なんだよ」
そして、「あの時は本当にゴメン。君にすべてを捨てて僕の所に来てって。。そんなことできるわけないよな。自分の腹を痛め産んだ子達を。。。離せる訳が無かったよね。。本当に酷い事を言ってしまってゴメンな」
「今になれば、僕は君に本当に冷たくあたっていたことがたくさんあったよね。大阪に旅行に言った時も、いくら喧嘩したからって、右も左も分からない君を、街のど真ん中に歩っておいて。。自分勝手にいなくなってしまったことも。本当に最低な男だと思う。よくもあんなことが出来たもんだと本当に申し訳なく思う」って。。
男気溢れる彼は。。典型的な俺について来い。。的な人だったので。。
とにかく、反省を口にしては。。ゴメン。。と懺悔のオンパレードだったと思います
私は。。これまでの人生においての学びでとても大きく成長していましたが。。
彼もまた。。私がそばにいない時の中で成長を遂げ。。より器の大きな男性に進化していました
共にそばにいない時を過ごしていても。。同じように何かを学び。。何かを見出し。。
だから、お互いが成長したことを称え合い。。認め合い。。更に絆は深く強いものとなっていったのです。
二人は互いに、仕事の相談相手として。愛する相手として。。
その存在は無くてはならないものとして。。強固なカタチになっていっていました
離れたことによって、改めて。。離れられないことを痛感し。。
離れたことによって、空白の時の中で。。共に鍛錬し得た。。成長の姿を目の前に更に惚れ直し
本当に本当に。。二人は誰にも。。止められない。。離れられない。。
求めあう魂と魂の姿だったのです。。恐らくそれは、永遠に続いて行くのだと信じています
第14話へ続く
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ツインレイ~究極の愛の物語~第14話
再会と始まりは再び。。二人を幸せな日々へと導いてくれました。。
彼の今まで抑制された願望を。。私は解き放ち
彼の夢だった。。モノを手に入れるべき。。二人で探し。。見つけ出し。。手に入れ。。
喜び合い。。大事に思い。。
二人で。。夢を語り。。彼の仕事を応援し。。
その仕事を手助けする。。準備を行う段取りまで始めていました。
ある時彼はポツリと言いました
「俺はもう諦めた。。。」
「えっ何を?」
「君とはもう、離れることはできないということがわかった。だから。。もう何も望まない。。
結婚できなくても。。もう結婚というカタチは諦めた。
このままの状態のカタチでそれでいい。君がそばにいてくれるだけでいい。
だからもう、離さない。一生このままでいいからそばにいて。それで十分」
長男として、責任感のある彼が。。
今まで、長男として、家庭を持って、子孫を残し、家を継ぐという思いで葛藤していたはずの彼が
ポツリと言ったその言葉は深く。。重く。。覚悟と。。このカタチで私と共に歩く
苦渋の決断だったに違いないのです。
でも、その状況でも。。私たちは未来を見据えていました。
かなり時間はかかる。。何十年後。。おじいちゃんとおばあちゃんになってもいいじゃない。。
いつか必ず本当に一緒に暮らせる日は必ずくるから。。
彼は老後の生活を南の島で暮らすことを夢見ていました
私は。。尽かさず。。なら一緒に私も行くね。
おじいちゃんとおばあちゃんになったら、南の島で余生を共に暮らしましょう。って
彼は。。そうか。。来てくれるか!一緒に来てくれるのか!と
とても嬉しそうに、私に愛情たっぷりの瞳を投げかけ。。満面の笑みを浮かべていました
その笑顔を私もまた静かに受け入れ。。見つめ合い幸せな瞬間を味わっていました
この時。。私達に未来はある。。。ということを
完全に信じ切っていました。
今までと同じように、何年後。。何十年後。。の未来があるということを
疑うわけがなかった
でも、私達に未来が訪れることは。。永遠にありませんでした
第15話に続く。。
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ツインレイ~究極の愛の物語~特別編
彼と私が最初にであった時。。凄く衝撃的。。というか
本当にタイプでした。たまたま沢山いる人数の中で彼のそばに座ったことも運命的でしたし
話がとにかく、合うし話題に共通性があるし。
男らしい所。大きな器を感じる所。俺について来いって感じの所。何もかもタイプでした
が。。しいて欲を言えば。。身長がもっと高くあって欲しかった。。って感じですかね(笑)
彼も彼で。。私をタイプだったと思います。
女性らしい所。男性をたてる気づかいの所。はっきりしている所。プロポーションがいい所(笑)
が。。彼いわくしいて欲を言えば。。もっとポッチャリした体型であって欲しかった。。って
彼は私にもっと太りなさいと。。痩せすぎだと。。
ここだけの話。。あの時に比べて今は太っているのですが。。痩せないのは彼が痩せさせないのではないかと。。いない人のせいにしている私なのです(笑)
彼は。。少々?やんちゃな男性でしたが。。よく短気を起こしては。。言動に直結するようなタイプで、それを私が。なだめ、抑え、説教するみたいな感じでした。
「どうして、そんなことするの?抑えなさいよね」って。
こんな時には彼は、反省をし。。黙ってウンウン頷いて。。私の説教を聞き入れていました
でも、逆に彼が私に説教をする場面では。。ものすごい剣幕で。。車に乗っている時にバトルが始まるものなら。。車を路肩に止めて「今すぐ降りれ!!」くらいの勢いでね(笑)
でも。。私も結構図太くて。。「絶対降りない!!」みたいな(笑)
彼が段々と落ち着いて。。説教をするのを、私は「そうね。そこは私が悪いよね。悪かった。ゴメン」と
謝る私を見て、彼がクールダウンした瞬間を見計らい。。「でもね。。あなただって悪いよね。だってそうでしょう?」的な反撃が始まるのです(笑)
最後は彼が私に説教されていて、立場が何時の間にか逆転。。
あとは「なんで。。何時の間にか俺がお前に説教されているのか。。訳わからん!」みたいなオチで、又その瞬間に。。ラブラブ。。手をつなぎ。。車は発車する。。といった状況です(笑)
でも、そんな激しいバトルは。。段々とお互い大人になって。。全くなくなりましたが。。
もう一つ好きな所。。大阪に長い間住んでいた彼でしたので、時折大阪弁が出てくるところ
何かの言葉をつなぐ時「なぁっ。。そうやろ?」その言いまわしがとても好きでした。
結構ファッションに対してもうるさくて。。スカートを着ろ!ジーンズは似合わない!
髪はストレートにしろ!女らしくしろ!品良くしろ!いつも綺麗でいろ!
でも彼がそう望むことは。。私自身にとっての私らしい私だったので、そこらへんにおいても全て価値観が同じだったわけです。
仕事に対する価値観。友人に対する価値観。家族に対する価値観。人生の価値観。
芸術はいい。音楽はいい。ピアノの曲を聞きながらゆったりする時間はいい。同じ空間にいてそばに寄り添って彼は車の雑誌。私は小説を読む。そんな時間の過ごし方はいい。
誕生日や記念日や。。そんな時に高価な物をなぜプレゼントしないといけないか?俺がプレゼントをしたい時にプレゼントをする!!というかれの言い分を。。そうですかいいんじゃない!!
と笑って受け入れる私たちの在り方がいい。
何十年経っても、私たちは本当に仲が良くて。。いつもいつも彼にゾッコンで、彼も私にゾッコンで。。
いつもいつも彼に見惚れ。。彼は私に見惚れ。。ココロがキュんとしていて温かく
彼といる時に、鏡を見ると。。私は本当に綺麗で。。輝いていて
彼も。。今日は綺麗だな!なんて言葉をしょっちゅう投げかけていました。
「今日はって!いつだって綺麗でしょ?」
「いつも綺麗じゃない!でも。。今日は!!綺麗だよ」
そんなことを言い合いながら、ふざけ合い。。笑いあい。。じゃれ合い。
本当に幸せでした。
かれは、口癖のように「君が可愛くて可愛くてしょうがない。何もかも全部可愛くてしょうがない」と。。目にいれても痛くない的なニュアンスでしたが。。(笑)
本当に本当に。。彼は私を心から愛していたと思います。
今までもこれからも彼の愛は変わりなく。。私を愛し続けると思います
私も。。今までもこれからも彼を変わりなく愛し続けると思います。
永遠に。。魂は離れることはなでしょう。。
永遠に。。私達は繋がっていくのです。
第15話に続く
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ツインレイ~究極の愛の物語~第15話
平成17年12月24日 クリスマスイブ 二人は数年ぶりに一緒にクリスマスを過ごすことができました
夜のお食事は。。日本庭園が美しい。。京料理の老舗料亭
格式高い佇まいの和の個室から眺める坪庭はライトアップされ。。
その光景を眺めながら。。座椅子に座る彼のエネルギーの大きさに。。心ときめき
幸せな時は静かに流れていきました。
クリスマスプレゼントは。。ブレスレットを頂きました。
でも、このブレスレットは、一年ほど前に彼が海外旅行に行った時に
お土産として。。購入したものでした。
しかし渡す予定の時に。。些細な事で言い合いになって。。
渡しそびれ。。今になってしまったんです。
一年近くも。。海外の雑な包装に包まれたまま。。彼の元で置かれていたブレスが
今ようやく、彼から私の手にはめられたのでした。
そして、私からは。某ブランドのニットシャツ
実は。。普段彼は私からのプレゼントは。。『要らない!僕にプレゼントを買うお金があったら自分の店のために使いなさい』とお金を出させない人でした
しかし、この時は珍しく。。欲しいものがある。。自分で買えるけど。君がプレゼントした物として着たいから。。とおねだりをしたのです。
この時も。。私的な違和感を少し感じていたのです。
このようなことは、今までに無かった事なので。。。
そして二人は。。クリスマスイブを穏やかな思いと、二人でいることに心からの幸せを感じ
静かな時を共に過ごしたのです。
そして、この時。。彼がふとある言葉を言い出したのです。。
『お願いだから。。もう。。どこにも行かないで。。ずっとそばにいて。。
もう。。君を絶対に離さないよ。。僕の前からいなくならないで』。。。。と
私は。。心温かな思いを抱きながらも冗談めいて。。。
『でも、又あなたの前からいなくなったらどうする?』。。と
彼も又笑いながら答えました
『いなくなったら?3度目ヨリを戻すことはないと思え!君は僕の前から2度いなくなったからね
でも。。2度は許しても。。3度目はないと思え!』って
でも。。かれは又言葉を即座につきたしたのです。。
『って言うか。。。コンドハ ボクガ キミノマエカラ イナクナッタリ シテネ』
その言葉が。。その瞬間。。スローモーションのように。。。
何だか妙に。。違和感と共に。。響き渡っていましたが。。
その時の私は。。この違和感が何なのか理解などできず。。サラサラと流してしまったのです
その変わり
『アナタガ イナクナル? その時は一度目ヨリを戻すのはないと思え!』と
二人で笑って。。。
でも。。私は彼のその言葉が。。どうしても
??。??。?。?。?。。。?? アナタガ イナクナル ???。?。??。。。
だって。。。いなくなるのは。。いつだって私だったから。。
逃げるのはいつだって私だったから。。。
彼はいつだって。。逃げることなく。。私と向き合っていたから。。
彼はいつだって。。。いなくなることなんて無かったから。。
一度も無かったから。。その言葉が。。妙で。。何だか。。心に引っかかって
でも。。その思いを。。感覚を打ち消し。
私は。。幸せな瞬間を味わうことに。。一杯でした
そして、平成17年12月25日クリスマス
彼は。。帰りの車の中で。。
『来年。。2月か3月頃旅行に行こう!その前に新年明けたら。。この前のやった健康検診が
再検査にひっかかり。。又病院に行くから。。それが済んだら。。計画立てような!
連絡するから。。もう今年は忙しくて逢えないよ!来年な!』
そして、。。。いつもの通りに。。。じゃあね。。また。。。のKissをして別れたのです
それが。。。私たちの最後のKissとなりました
それが。。。私たちの最後の会話となりました
それが。。。私たちの最後の温かな眼差しで見つめ合う瞬間となりました
それが。。。私たちの永遠の別れになりました
あの瞬間に。。感じた違和感の感覚が
今なら何なのかが分かるのです。。
あの違和感は。。永遠のサヨナラを意味するものでした。
もしも。。。今の私が。。。あの時の私であったならば。。
彼を救えたのではないかと思うのです
もしも。。。あの時の私に。。今の私の力が。。少しでもあったならば。。。
もっと違ったのではないかと
彼は死なずに済んだのではないかと。。思うのです。。
彼の運命を変えることができたのではないかと思うのです
彼が永遠に私の前からイナクナッテ。。もう8回目のバレンタインデーです
何年経とうが、いつのバレンタインデーでも彼を思い。。。
そして、彼に。。宛先が無いメールで。。愛を伝えるのです
送ることができないメールで愛を伝え。。。そして、涙するのです。。
愛しいあなたへ。。。私はこれからも。。ずっとあなたを愛し続けます。。。。。って
バレンタインデー
愛を込めて。。あなたに贈ります
第16話に続く
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
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ツインレイ~究極の愛の物語~第16話
平成17年12月25日クリスマス
彼は。。帰りの車の中で。。
『来年。。2月か3月頃旅行に行こう!その前に新年明けたら。。この前のやった健康検診が
再検査にひっかかり。。又病院に行くから。。それが済んだら。。計画立てような!
連絡するから。。もう今年は忙しくて逢えないよ!来年な!』
そのような会話を最後に。。平成17年の大みそかはお互い、別々に年を越しました。
何の心配もなく、不安もなく、2月。。3月の旅行に向けて
彼の指示通りに旅行会社からパンフレットを集めては。。計画を練っていました
しかし・・1月が過ぎ、2月が過ぎ・・
待てども待てども、一向に連絡がないのです。
こちらから連絡しても、一切の返信や、折り返しの電話もありませんでした。
彼がそのように音信不通や、折り返しの連絡もしてこない。。というのは一度もありませんでした。
もう・・何がどうなっているのか、、混乱し。。わけがわからず
当時やっていたタロットを毎日して・・どうなっているのか・・理解しようと・・
彼の家に行き・・職場に行き・・
でも「どこに行っても。。彼のエネルギーを感じることができないのです」
「彼の出入りしている、エネルギー(波動)の気配が全く感じられないのです。」
だから、家にも帰っていない。。というのはすぐわかりました。毎日毎日彼を探し・・
彼がどうなているのか必死で探し求め続けていました。
「家に帰っていない?じゃあどこ?他の女性のとこ?」
「でも・・違う・・だって来年になったら旅行に行こうって約束したじゃない!
だって・・もう俺のそばから離れるなよ!って言っていたじゃない!」
「だから他に女性がいるわけがないじゃない!いたとしても職場にも彼が行き来している
エネルギーを感じることが出来ない。仕事場にも彼は来てない。おかしいでしょ・・」
その時全て繋がったのです。
「家にも帰っていない。仕事場にも来ていない。今年に入って再検査するという話」
「アナタ・・病院にいるの?」
私は確信したのです。それは全て彼のエネルギー(波動)を読み取り感じたものでした。
彼を想うがあまり。。探し求めようとするあまり。。肉体を超え意識を飛ばしエネルギーで
居場所を。。行き来を探し求めるようになっていました。
「ねえ!どうして」の繰り返しのメール
毎日毎日・・それでも探し求め。。理解しようと必死でした
電話してもとらないために、店の電話からかけました。
しばらくしたら、折り返し公衆電話の着信で返ってきました
彼の声でした。私だとは思わなかった彼は「もしもし・・」と
でも私が「ねえ。。アナタ入院してるの?」と混乱して話しかけると
無言できってしまいました。
もう店の電話からかけても折り返し電話がかかってくることは二度とありませんでした。
それから季節は。。梅雨にはいっていました。
夏が目の前にきていました。
そしてしばらく後に。。風の噂の又聞きで
「彼が癌だと知りました」
「かなり深刻で・・命は長くないと」
全てのことが。。その瞬間止まりました。
クリスマスイブの夜に・・愛を再確認したこと・・
来年旅行に行ってゆっくりしよう!って言っていたこと・・
今度、オペラのコンサートを見に行こうって言っていたこと・・
お前に俺の仕事を手伝わせようと思うって言っていたこと・・
おじいちゃんとおばあちゃんになったら、島で暮らそうって言っていたこと・・
もうお前とは離れられないと。一生そばにいると決めたと言っていたこと・・
長い間渡せずに持っていたブレスレットを彼がはめてくれたこと・・
もう二度と俺の前からいなくなるなよ・・って言っていたこと・・
でも・・今度は俺が。。お前の前からいなくなったりしてな・・って冗談めいて言っていたこと・・
全てがスローモーションのように
全てが・・その瞬間に止まりました
音さえ立てずに・・静かに全てが闇になりました。
愛しい君へ ホワイトデーに 愛をこめて
第18話へ続く
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ツインレイ~究極の愛の物語~第18話
彼が「末期がんで残り少ない命」だと知ってから
毎日毎日・・メールを送り続けていました。
返事など。。勿論ありませんが・・
とにかく。。毎日送り続けました。
これしか私にはできなかったし、祈るしかすべはありませんでした。
でも。ある時を境に。。メールを送ることを。。やめました
彼のエネルギーを感じたから・・・
「私のことを心から愛し、想い、もう二度と離れるな!と私に言っておきながら、彼自身が永遠に
私の元から離れなければいけない、苦しい彼の心と、無念と、死にいく身。。もうお前に何もして
あげれないという、彼の涙と。。この宿命を受け入れなきゃいけない悲痛な叫び」
「お前を一番に想い、心から愛し。。だからこそ。。お前を死に目に会わせない・・
お前がこれから生きる人生において、この姿を目に焼き付かせ、苦しみさせたくないから
だから・・俺は一人で逝くよ」
そう彼の言葉を感じました。
だから、私も・・・「もう彼を苦しめることはやめようと思いました。」
「そして、最後のメールを送りました」
「愛するあなたへ。私はずっと・ずっとあなたを心から愛していました。
そして、これからもずっと・永遠になたを愛し続けます。どんなことがあっても永遠にあなたを愛します」
それから、しばらくして、一時退院したと聞きました。
ちょうどそのころ。。一時退院した彼を、彼の仕事先の敷地で見かけました。
彼は経営者でしたから。。会社の敷地で数名の方と、話をしていました
それを、車を運転していた途中に見かけた。。ほんの瞬間に全てを感じました。
彼は。。引き継ぎを・・自分が死んだ後に。全てを準備しているのだとわかりました。
彼が分身と豪語していた会社が、彼が逝った後でも生きていけるように。。
きっちりと・・滞りなく・・話をつけ・・準備を着々と整えたのだと・・
その姿の彼は。。今でも鮮明で。。
彼は。。余命わずかな。。弱弱しい姿とは縁遠く。。
本当に、今までのたくましく。強く。大きなエネルギーに包まれていました。
その姿を見た瞬間私は。。遠くから彼を見つめ。。。言葉を投げかけました
「ねぇ。。アナタハ・・シヲ・・ウケイレタノネ・・ソシテ・・シニユク・・カクゴ・・ヲキメタノネ・・」
あなたは、最後の最後まで・・本当に立派だね。本当に男らしく立派な姿だよ!
そんなあなたと出逢い、そんなあなたに心から愛され、大切に想われ
そんなあなたを、心から尊敬し。。誇りに思います。
涙で彼の姿は。。どんどん曇っていきました。
いつまでも、いつまでも、こうして彼の姿を見つめていたかった
涙は止めどなく流れていきました
アナタを忘れないと。。
そして、後ろ髪を引かれる思いで、その場を後にしました。
第19話へ続く
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只今。琉球波動鑑定予約受付中!!
電話鑑定。メール鑑定。スカイプ通話鑑定。スカイプ対面鑑定
詳しくはコチラ http://ryukyu-hadou.com/pc/method.html</span></strong
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