山田忠男のブログ -4ページ目

山田忠男のブログ

ブログの説明を入力します。

阪堺線のターミナル恵美須町駅近くの線路際にあるこの石碑、ずっと気になっていました。
小西来山十萬堂跡と書かれています。
小西来山は通称伊右衛門、大坂淡路町の薬種問屋に生まれた人で、幼い頃から俳諧を学び、二十一歳位から俳諧の宗匠として活躍しました。この人は伴蒿蹊の近世畸人傳に紹介されています。
西鶴が編んだ『物種集』に満平という名で選集されています。おおらかというか物事にこだわらない人だったそうで、ある年の大晦日にお弟子さんから雑煮の具をもらいその日のうちに酒の肴に食べ尽くしてしまい、
我が春は宵にしまふてのけにけり
と詠んだそうです。
他にも
お奉行の名さへ覚へずとしくれぬ
酔うて酔うて氷くだいて星を呑む
などの句が残っています。
大阪市内、色気も味気もそっけもない街路際のあちこちにこういう石碑が残っています。
折々に気がかりな所があればご紹介します。
{F06399F0-7A43-4C71-8F21-887083A81D53}浪華の町は、江戸時代色々な文化が花咲いていたのでしょうね。天下の台所、経済力があった時代、懐徳堂や適塾などの学問も盛んでした。