指名はしたものの
自分はどうせ数いる指名客の一人でしかなく、
大したお金も落としたわけじゃなかったので、
とても太客なんてものでもなかったし、
そんな客がキャストを口説けるなんて思っても居なかったので
色恋をしたい雰囲気なんて微塵もないトークのやり取りを毎度していた。
お店に行って話しているときに、
自分が結婚していること。子供もいること。
そういった負い目になりそうな話は先にしてあった。
自分はそういうのを隠して口説くようなマネはしない。とか
それでも色恋をもってくるような子には【割り切った付き合い】が
出来るのでは、という打算的な考えもあってのことだった。
彼女にもそういった考えでやり取りをしている中で
純粋な彼女は自分の話をよく聞いて対応してくれていた。
お店に行っていないときも、メールでのやり取りをして
普通のキャストであれば、数回のやり取りでお店への催促や
アフターの誘いなどでお店に呼ぼうとしてくるのだが
彼女は一切お誘いなどはしてこず、世間話をお互いやり取りしていた。
だんだん彼女への興味も膨らんでいったが、あくまで過程を壊してまでの考えも無く
自分勝手な都合のいい考えでいい関係が築けたらと思ってやり取りをしていた。
お店での会話でほかのキャストにあの子は、アナタのことを気に入っているだの
彼女本人からも気になるような発言が出てきて、
色恋でこなかった彼女もそんなトークをしてくるのかと
興味も好意もでてきたので満更悪い気もせずに聞き流し、
自分も併せて「彼女と付き合えるなら離婚する」なんて言葉もしていたと思う。
そんなクソみたいな考えももっていた自分に対しても優しく接してくれた彼女。
彼女を指名する客もかなり増えたようで、聞くとかなりの売上をあげているみたいだった。
元々、かなりスタイルも良く、顔も可愛い顔をしていたので当然の結果だと思った。
初めて会ってから数か月たった夏の日に
彼女とアフターをすることになり、その時は連れの指名の子を含め、
4名での食事いくことになった。