おはようございます♪
輝夜（かぐや）です。

思っていることと真逆の反応をしたり、言いたいことを言えずに自分の感情を押し殺しているのってしんどいですよね。

ノー！と言えないのも同じです。
昔のわたしがそうでしたから、その気持ちはとってもよく分かります。

今日は、過去にわたしが経験したお話をひとつしたいと思います。

仕事には、担当が決まっているものと、誰がやってもいいものがあります。

Ａさんは、普段から仕事をサボってばかりで、時には仕事中でも堂々と自分の席で寝ています。面倒臭いことはやりたくないので人に押し付けたり…。やりたい放題でした。

Ａさんは、立場上わたしより先輩です。

周りのみんなもＡさんの勤務態度に気づいていますが、陰で言うばかりで本人には言わないんですよね。

わたしは陰で言うのは好きではないし、かと言ってＡさんの勤務態度にも困っていました。というのも、わたしはＡさんと仕事上の接点が多かったからです。

ある日、Ａさんのもとに面倒臭い仕事がやって来ました。誰がやってもいい仕事なので、もちろん受けたＡさんがやってもいいんです。でもＡさんはわたしにそれを渡そうとしたんですね。

その時、わたしは勇気を振り絞って、こう言いました。

「これは誰がやってもいい仕事だから…」
このセリフの続きには、「だから受けたＡさんがやってください」の気持ちを込めて言ったつもりでしたが、Ａさんは自分でやろうとしませんでした。

すこし時間が経った頃、わたしは急ぎで対応しなければならない案件が発生してしまいました。そんな時Ａさんを見ると、Ａさんは自分の席で寝てました。

なので、わたしは再度勇気を振り絞って、今度ははっきりと言ったんです。

「これはＡさんがやってください」と。

この時のわたしは、Ａさんとの関係がどうなってもいいや！という思いでした。

それよりも自分が心地いい状態でいることを優先しようと思ったからです。

意外にもその時Ａさんの反応は「すみません、わかりました」だったんですね。

小さなことだし、Ａさんの代わりにわたしがやってしまうことは簡単なことですが、それでは自分の中のモヤモヤやイライラって消えないんですよね。

その小さなことのために、ずっと嫌な思いをするよりも、心地いい状態でいれるほうが全然いいし、意外と「こんなこと言ったら…」って相手の反応を想像していたことは自分が勝手に作り上げた思い込みだってことに気づくことがあったりしますよね。この時のわたしのように…。

何より、一度でもノー！と言えると、相手の出方って変わって来ます。

それまでのわたしは、何でもかんでもやってあげてしまっていたので、断らないだろうと思われていたと思うんですよね。

なので、自分の本音やノーが言えない人は、自分が心地いい状態でいるためのちょっとの勇気を持ってもらえたらなって思います。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました♡
素敵な一日をお過ごしください♪

自分の本音を無視しない心地いい選択