こんにちは、山中竜司です。
「とにかく行動しろ」。
ビジネスや自己啓発の世界では、耳にタコができるほど聞く言葉です。
確かに、行動は大事。でも私は、事業家集団に身を置く中で「行動量だけでは差はつかない」という現実を何度も目の当たりにしました。
今日は、私がそこで気づいた「学べること」の本質を3つの視点からお話しします。
1. 量をこなしても、方向が間違えば進まない
20代の頃、私は営業職で「とにかく件数を回れ!」と教えられました。1日100件電話しても、成果はほぼゼロ。
当時は「量をやれば結果が出る」と信じていましたが、事業家集団で出会った先輩にこう言われたんです。
「進む方向が違えば、走るほどゴールから遠ざかるよ。」
その言葉をきっかけに、私は行動の前に「目的」と「優先順位」を考えるようになりました。量をこなす前に、自分のビジョンや戦略を明確にする。すると同じ行動でも成果が出るスピードがまったく違うのです。
2. フィードバックをもらえる環境こそ成長の加速装置
事業家集団の魅力のひとつは、行動の結果に対してリアルタイムでフィードバックをもらえることです。
以前の職場では、評価は半年後の面談だけ。それまで間違ったやり方を続けてしまい、改善が遅れました。
一方、事業家集団では「今日のやり方、ここをこう変えてみたら?」と即日アドバイスが返ってくる。
このスピード感は、独学や孤独な環境では絶対に得られないメリットです。もちろん、自分のやり方を否定されるのは時に痛い。でもそのデメリットを受け入れられるかどうかが、成長曲線を大きく変えると感じています。
3. 行動の意味を言語化できる人は、再現性が高い
ただ動くのではなく、「なぜこの行動をするのか」「どんな結果を狙っているのか」を言語化できる人は強いです。
事業家集団の公式サイト(https://jigyoka-site.com/)でも、“学びを共有できる文化”が強調されていますが、これはまさに再現性のための仕組み。
例えば、私が初めてイベントの集客を成功させた時も、後輩に「なぜその方法を選んだのか」を説明したことで、自分のノウハウがさらに磨かれました。
行動は数だけでなく、意味づけと共有によって価値が倍増するのです。
結論:差がつくのは「動き方」と「学び方」
行動量はスタートライン。
本当に差がつくのは、目的を持って動き、フィードバックを受け、意味を言語化しながら改善を続けられる人です。
事業家集団に入ってから、「学べること」の本質は“行動そのもの”ではなく、“行動の質を高める習慣”だと痛感しました。
量をこなすことに疲れている人こそ、今一度「その行動はどこにつながっているのか?」を問い直してほしいと思います。
