しとしとと降る秋雨

今は雲に覆われて見えないけど

空の上には

満天の星空が輝いている

どうしても悲しい時は

降り注ぐ雨のように泣けば良い

止めば雲が晴れて

満天の星空の光が包んでくれるから

我慢しないで

涙枯れるまで 泣けば良いんだよ
元気にしてますか…

そうつぶやいて

空を見上げた時

あなたの笑った顔が

浮かんで見えて

暖かい風が

私を包んでくれた





スローバラードを流しながら

静かに降り注ぐ秋雨を眺め

ほっと一息 深呼吸

想いを巡らせ

苦めのコーヒーを一口流し込み

なぜ今こんな気持ちになるのか?

考えてみる

逢えた時の喜びが大きかったから

その瞬間がしあわせに感じたから

君との時間が僅かな時間だったから

今 大切に想えるのかもしれない

ずっと一緒に居られないから

君への想いでいっぱいになれる

そんなことを想わせる

秋雨降りしきる午後

温もりを求めても得られない今

せめて心だけでも温かくしよう

君と逢えた時を想って