昨日の試合を継続しないことは当然です。
しかしながら、過去を全てリセットして全く新しいナニカを作り出すのが良いのかというと、それも違うと思います。
そもそも、よく定説として「長いシーズンを戦うにはベースとなる組織、戦術が必要だ」と言われますが、それはすなわち「酷くなっても一旦戻る場所があることが強みになる」という意味だと思うんですね。
なので、必ずしも後退=悪ではなく、時には戻ることも有望な選択肢だと考えます
今シーズン、結果を出していた時期は確かにありました。
4連続完封していた頃もそうですし、神戸に劇的勝利を上げた試合も良くファイトできていました。
そもそも、5-2-3の「3枚プレス」を始める前までは、19試合15失点でリーグ最少失点だったわけで。
ゴールを増やそうとした狙いは充分理解しておりますが、いざやってみたら3試合で10失点と明確にダメだったのですから、まずは一旦戻ってみるべきだと思います。
さて、では実際にどのようなメンバーの時に好調だったのかというと・・・
【4連続完封の頃の主なスタメン】
__常盤__高原__
__飯尾___西___
小池_______森_ ※小池→石神が1試合
____鈴木____
_福井_刀根__金__ ※福井→石神が1試合
____佐藤____
【神戸に勝った時のスタメン】
__翔哉__高原__
__飯尾___西___
石神_______森_
____鈴木____
_福井__金__井林_
____佐藤____
4連続完封の頃は、思った以上にメンバーが固定されていたのですね。
また、神戸戦と重なっている選手も多い為、メンバーのミックスはさほど難しくありません。
3-1-4-2自体はシーズンを戦うには少々繊細すぎた印象ですので、上記メンバーを3-5-2に当てはめると、こんな感じになります。
__飯尾__高原__
____翔哉____
石神_______森_
__鈴木___西___
_福井_刀根_井林_
____佐藤____
西のボランチと飯尾のFWは適正な位置ではないものの、まずはベースに立ち返る意味で彼らを使って、1つ落ち着いてから変更していく順番が良いと思います。
西の所はCBからのコンバート(復帰したら金かな)、飯尾の所には補強を期待したいですね。
ボランチの西orコンバート組と、
トップ下の翔哉or飯尾と、
FWの常盤or新戦力あたりで柔軟な起用ができるようになると、チームとして幅が出るのではないでしょうか。
そして、並びとは別に戦い方の問題もあるのですが、長くなったので今回はこれにて。
りゅーはーでした。