負けた試合で良く聞く言葉です。
実際引かれてしまうとなかなか難しいものがあります。
じゃあどうするのか。
引いた相手をさらに崩し切って点を取るのも良いでしょう。
劣勢の試合をひっくり返すスペード為には、そのような強力な攻撃手段は確かに必要です。


しかしその前にやれることもあると思います。
簡単に言うと「先に点を取ってしまう」。
先制点を取ってしまえば、苦しくなることも、引かれることもありませんから、試合展開は確実に楽になります。
むしろこちらの方を優先して狙うべきではないでしょうかかお


で、ですよ。


昨日は先制点を取ろうとしていたのかはてなマークとなると、正直疑問が残ります。
それはボールを持った時のゴールへの距離に現れていたと思います。
例えば愛媛のルーキー小笠原はPKを取りました。
ジャッジの正誤は別にして、PA内でドリブルを試みたからこそのPK奪取です。
それに対して前半のヴェルディの攻撃は、PA内でのドリブルはあったでしょうか!?
おそらく森が数回、角度のないゾーンへ侵入しただけだと思います。
(シュートの可能性が低いので守備陣は危険を冒す必要がなかった)
一樹、河野、飯尾と揃っていて、ゴールに直結するような(相手が思わず飛び込んでしまうような)縦の突破がほとんどないのでは、あまりに寂しいですねしょぼん


他のプレーに関しても、リスク管理ばかりに目が行って、ゴールを奪うことへのチャレンジは少なかったように思います。
90分間時計を通して試合をコントロールすることは大切ではあるものの、その為にゴールへの意識が弱まってしまっては、それはコントロールしていることにはなりません。
そうやっている間に失点してしまっては尚更ダメです。
まずゲームを作って、という指針自体はOKですが、その中でもゴールへの意欲は常に強く持って欲しいと思います。


相手に「先に失点すると苦しい」と言わせるような試合を期待したいですねビックリマーク


りゅーはーでした。