ベースと上積み

今日のエルゴラッソに、1.5ページのヴェルディの記事がありました。
タイトルは「J2制覇への上積み、着々と」。
繋ぐサッカーで勝負、河野のコメント、マラニョンのフォーカス、アポジ加入のトピック、そして富澤のボイスと載っていました。

全体から感じたのが、近年には無かった程に、前年度からのベースが色濃く残っているということです。
今オフのヴェルディ記事では、常に話題の中心には「ボランチには誰が入るか」がありました。
今回のエルゴラでも、晃誠の後継には菊岡が有力とありつつ、飯尾や富澤のボランチ挑戦にも触れられていました。
それだけ晃誠移籍の影響が大きいとも言えますが、私はむしろそこ以外に語る所がないことが要因だと思っています。

だって他の10人はほぼ決まってますもの

監督が変わらず、戦術も昨年時点でほぼ確立されていて、新戦力も実績があるが故に逆に新味はなし。
その状況では、話題が分散することなくボランチに集中するのは自然なことでしょう。
（せめてアポジが来日すれば新たな話題にもなるのでしょうが）
それだけベースが確立されていて、さらに上積みも見込まれることは、非常にプラスだと思っています。

そもそも、元々が5位だったのですから、リスクも含むような革命的変化は必要ありません。
長所を活かす上積み（現状維持ではない）と、短所を補う上積み。
今年はこれで充分勝負できるハズです。
その中で、ユース含む若手選手達の成長＆覚醒があれば、去年最後に失速した課題も克服できるでしょう。
贔屓目に見ている部分もあるかとは思いますが、それでも少なくとも昇格レースに参加できるだけの資格は持っていると思います。
J1昇格へ向けて、ALL for VERDYの精神で頑張っていただきたいものです

りゅーはーでした。