今大会初の乱入者が現れ、直後にビジャが裏を取ってチャンス。
お返しとばかりにクローゼがしぶといプレーからゴールに迫る。
CKでもお互い一発目からあわやのシーンを作るなど、序盤からヨーロッパの強豪同士にふさわしい、白熱した展開となりましたメラメラ

しかし結局前半にゴールは生まれず。
主導権はややスペインという感じでしたが、ドイツの対応も落ち着いたものでしたね。
普通あれだけ攻められると慌ててクリアしそうなものなのですが、ちゃんと繋げて行くのはすごいです。
守備は良かった一方でパス成功率が最下位だった日本にとっては、ドイツの落ち着きと守右矢印攻の組み立て方は良いお手本となりそうです。


後半まずはシャビアロンソのミドルが2発。
それでペースを掴んだのか、55分頃にはシャビシュートを皮切りに波状攻撃波を仕掛け、最後はイニエスタがPA内左サイドを縦に突破しグラウンダークロス。
誰も触れず得点には至りませんでしたが、スペインらしさが見えた攻撃でした。
その後も「やれるぜかお」という感触を掴んだスペインが攻勢。
ドイツも時にはポドルスキさえもPA内まで守備に戻って、何とかこらえていましたが、彼が前に行けないので攻撃がイマイチ迫力不足ショック!
全体にスペインのペースだったかと思います。


そんな中で、遂にスペインが先制点ビックリマーク
左CKから、プジョルが打点の高いヘッドで決めました。
ドイツはCKをゾーンで守っていたのですが、プジョルは前半にも先に触るシーンがあったので、彼にはゾーン守備の「つなぎ目」が見えていたということでしょうかね。
いずれにしても貴重なゴールとなりました。


その後は、ドイツがゴメスを投入して何とか打開を計るものの、スペインの鋭いカウンターに手を焼き、なかなか重心が前に移りませんあせる
最後のパワープレーでもシュートは生まれず、結局1-0のまま試合終了となりました。
スペインはこれが初めての決勝進出だそうですね。
おめでとうございますクラッカー
対するドイツは、いつもは最後までガツンとした守備をするのですが、今日は途中から弱気になって行ったような感じで、その分押し切られたように思います。
ドイツでも取りに行けないスペインが凄いとも言えますけど。


いずれにしても、これで決勝はどちらが勝っても初戴冠王冠2という決戦となりました。
プレッシャーは凄まじいでしょうけれども、共に攻撃が魅力のチームですから、熱くて面白い試合を見せていただきたいものです。
りゅーはーでした。おしまい