オランダでしたな
お互いに出場停止が2人ずつで、総力戦となったこの準決勝。
試合は攻撃のオランダと守備のウルグアイという前評判通りの展開となりました。
特にオランダが、自分達のベース通りのサッカーだとウルグアイの狙いにハマるのを承知で、それでも形を崩さずにサッカーした為に、非常に高いレベルで拮抗した内容になったと思います。
その中でまずはオランダが先制点。
18分にファンブロンテフォルストの驚愕のロングシュートが炸裂
左45度からの弾丸シュートが、右上隅のポストに当たってのゴール。
ミドルシュートとしては今大会一番ではないでしょうか
しかしウルグアイも負けずに、前半41分にフォルランのゴールで同点。
こちらも見事なミドルシュートでした。
取ってからシュートまでの手数が少ない、ウルグアイらしいゴールだったと思います。
後半まずはウルグアイがチャンス。
奪ってからすぐDFとGKの間にボールを入れ、クリアを拾った選手がGKが飛び出した無人のゴールにシュートを打ちますが、そこはファンブロンテフォルストが上手くカバーしていました。
前半のゴールと合わせて2点分の働きだったと思います。Goodでした。
対するオランダは、60分頃から怒涛の波状攻撃を見せます。
ウルグアイも粘り強く対応していましたが、70分にスナイデルのシュートが狭い空間を切り裂いてゴール
ファンベルシーのヒール(空振り)もGKにとっては効果的なフェイントとなったように感じましたね。
さらに左サイドカイトからのクロスをロッベンが頭で合わせて3-1
ウルグアイはずっとロッベンのいる右サイドからの攻撃を受けていたので、不意に左から攻められて、出し手へのマークが緩くなっていましたね。
あれだけ時間を与えては、精度の高いクロスを入れられても仕方なかったように思います。
もちろんカイトのクロスとロッベンのヘディングも見事でした。
しかしウルグアイも諦めません。
アディショナルタイムに入ってのFKからペレイラが決めて3-2。
さらにロングスローなどのパワープレーからあわやというシーンも作り出します。
しかし最後はオランダが跳ね返してのタイムアップ。
決勝戦最初の切符はオランダが獲得することとなりました。
おめでとうございます
日本が負けた相手がファイナリストとは、ある意味誇らしいですね。
是非ともこのまま頂点まで駆け上がって、「世界一に負けたのなら仕方ない」としていただきたいものです。
りゅーはーでした。