23人が決まって最初の試合。
W杯前最後の国内開催試合。
相手はライバル韓国。
そしてボールを持ったのは最も警戒すべきパク・チソン。


これだけ状況が揃って、なお「誰かが寄せるんじゃねはてなマーク」という守備の第一歩になって、全員が間に合わずにシュートを打たれたってのは、明らかに悪いプレーでした。
おそらく今野が体をぶつけに行った時点で、ファールか何かでプレーが止まるだろうと気を緩めたんでしょう。
”世界”相手にはそれが致命傷ドクロでしたね。
カメルーンにもオランダにもデンマークにも、倒れない選手はいっぱいいます。
そして、1点取られてから目を醒ましていても、国際大会では間に合いません。
ちょっと前に岡田監督が「ハエがたかるようなサッカー」と表現して、物議を醸していましたが、前述のプレーを見る限りはまさにハエ成分が必要なんだと感じました。
常にボールホルダーの自由を奪えるように、どんどん距離を詰めて行くことを期待します。


攻撃では、森本投入後の岡崎の位置が気になりましたむっ
一番点を取っている選手が、目指すゴールから遠ざかってしまう位置変更は、正直相手を楽にさせているだけだと思います。
もちろん森本を遠い位置に入れることも意味がありません。
今後も森本を投入する=ゴールが欲しいというケースだと思いますので、そういう時は4-2-3-1を崩して2人を前線に並べて欲しいですね。


ただいつもよりはミドルシュートの意識は高かったように思います。
大久保のミドルは惜しかったですし、憲剛のミドルも(森本がブロックしちゃいましたがえへへ…)弾道は良かったです。
しっかり崩し切ってのチャンスは早々作れないと思いますから、前が空いたら積極的に狙う姿勢を持ち続けていただきたいものです。


りゅーはーでした。おしまい