前半は完全に浦項ペース。
広島は攻撃が繋がらず、守備でもルーズボールへの準備がお粗末で、結局ほとんど自陣に釘付けの45分でした。
よくぞ0-0で済んだという感じでしたね
後半にまず浦項が先制点。
PA角の延長戦のFKからの得点でした。
バックヘッド自体は技ありではありましたが、前に入り込まれた時点で勝負アリでしたね。
その後ようやく広島がちょっとずつ良くなります。
特に途中出場の横竹が冴えてました。
守備でも良く攻撃を狩ってましたし、攻撃でも、それまではストヤノフのフィード頼みでしたが、小気味良いショートパスでリズムを作り出していたと思います。
そうやってPA近くまでボールが持ち込めるようになって、ようやく槙野も攻撃に参加できるようになり、そして終了間際にPKゲット
トリックPKが封じられた広島ではありましたが、ストヤノフが心理戦で完全に上回ってのゴール。GK一歩も動けず。最初っから彼で良かったじゃん。という同点劇となりました。
この時点で残り時間はわずか。
「広島はこの内容で引き分けならガッツポーズしてもいい位だなぁ」と思いながら見ていました。
ところがどっこい。
90分を過ぎたFKで浦項に決勝点が入ってしまいました。
ハッキリ言って西川のミスです。
真後ろの遠い所から山なりに入ってくるボールで、浦項の選手は強いシュートを打てる状況ではなかったのですから、100%取れる時以外はゴールマウスで構えているべきでした。
しかし西川は飛び出してしまい、触れず、無人のゴールに押し込まれます。
勿体ない、実に勿体ない
予選が終わってみたらあの1点が致命傷だったな、とならなければ良いのですが。
でもそうなりそうだよなぁ……
ところで、これで広島は今年3試合の失点全てがセットプレーとなりました。
あの守備で流れの失点がないというのもなかなかミステリーですが、ちょっとリスタートの対処が甘すぎる感じはしますね。
次は神戸戦か……ファンサカでポポを使ってみようかしら
りゅーはーでした。