ハーフタイムに貴→鈴、飯→向。

5分に祥平が先制ゴール!
福井の好フィードに向が走り込む形で押し込み、クロスのこぼれを高野がPAアーク付近で捌き、前向きで受けた祥平がグラウンダーのミドルを決めました。
良い展開だったと思います。
ただ、入ったかどうか分かりづらくて、「ナイスゴール」という声をかけ損なったのが、ちと残念でした(^_^;)

15分に交代、福井→富所。
高野と善朗が下がる形に。
平と富所の相関がすごく良くて、チーム全体としても躍動感が増した時間帯でした。

もっとも、攻めるってことはカウンターを受けるってことでもあり。
30分に飯田がPKを与えて同点となります。
右足を切って狭い方へ追い込むのには成功したのだから、左足で打たせちゃっても良かった気がしますが…
まぁ正解は川勝さんが示してくれるでしょう。

35分に交代、平→富澤。俊幸1トップに。
富澤は復帰おめ。
少し後にもにも交代、祥平→アデバヨ。
そしてここからはアデバヨしか印象にないです(>_<)

定位置を探して三千里、今日は右サイドでの登場だったアデバヨ。
まずは足元の怪しさと守備での漂流者っぷりを存分に発揮し、観客を苦笑の渦に巻き込みます。
次は敵DFを背負いながらロングボールをしなやかにトラップし、サイドへ展開しつつ自身はPAに侵入、そしてフリーでヘッドを放って「遂にFWとして素質開花か!?」と思わせおいて、でもヘッドはあさってという、「持ち上げて落とす」新芸を披露。
一方で、右サイドから中に切り返して強烈な左足ミドル→CKゲットという見せ場を作り、あくまで選手そのものとしての期待値を上げることも忘れません。
そして仕上げは、CKから強烈なヘッドを放ち、GKの手を吹っ飛ばしての決勝ゴール!
「さすが黒人はバネが違うぜ!」と高らかに印象づけ、しかしながら「じゃあ右サイドで使うの?」と言われると不安が先立つという、非常に見た者を悩ませるパフォーマンスを発揮してくれました。

思い返せばアデバヨが加入した頃、友人と「アフリカの年代別代表と言ってもピンキリだし、実際見てみないことには分かんないよな」と話したことがありました。
その友人と当時の自分に言いたいです。
「彼は見ても分かんないよ」と。
ホントどうやって使うんでしょうか彼のこと。

何だか試合の感想というよりすっかりアデバヨの感想になってしまいましたが、結論は出せないので(^_^;)、この辺で終わります。
りゅーはーでした。