先制点はガンバ、6分。
遠藤右矢印二川右矢印山崎の良いパス展開から、最後はフリーFREEのルーカスが「ゴールに置いてくる」シュートを決めました。
その後もガンバがゲームがコントロールし続け、名古屋はほとんどサッカーらしいサッカーが出来ていなかったように思います。


けれども41分、そんな名古屋が強引に同点に持ち込みます。
玉田が柔らかいクロスを上げると、ケネディがジャンプ一番ロケット、圧倒的な高さで折り返し、PA内に上がっていた中村がヘッド。
良いコースに飛んでのゴールとなりました。
これはもう完全にケネディの個人能力が威力を発揮した形で、流れもへったくれもない力技でしたねえへへ…


これでようやく落ち着きを取り戻した名古屋が、その後はスコアだけでなく内容も五分に持って行きます。
その均衡は後半途中まで続き、むしろ名古屋のマギヌン右矢印ケネディラインが機能し始めたように見えた78分、しかしゴールはガンバに生まれました。
前目でボールを受けた遠藤が、トラップで1人交わし、ドリブルで1人交わし、そして左足でミドルビックリマーク
これが決まってガンバが勝ち越しとなりました。
ゲームを作る能力が評価されることの多い遠藤ですが、こうやって個人技で試合を決められるところが流石です。
お見事でした合格


対する名古屋は、勝ち越された直後にボランチの2枚(中村、吉村)を下げ、巻と三都主を投入。
中盤を放棄したパワープレーで勝負に出ます。



が、ギャンブルは失敗叫び



85分、名古屋CKからガンバがカウンター。
数的有利の状況で、二川と遠藤の落ち着き払ったPA内パス交換から、最後は二川が流し込み3-1となりました。
この時点でほぼ勝負アリでしたけども、さらにロスタイムにも遠藤が1点加えて、終わってみれば4-1の完勝劇。
昨年のバンドゴールに続き、見事に天皇杯連覇を果たしました。
おめでとうございますクラッカー


名古屋はカウンターでの3失点目が痛かったですねあせる
三都主がいったんは明神に追いつきながら、腕を絡めた時に「これでファールで止まるだろうぼー」とセルフジャッジしてしまい、自分から身体を離したのが失敗でした。
(まぁ普通はあそこでコケるのがJリーグの”あるある”で、コケなかった明神が偉かったとも言えますが)
普段からカウンターを止めている人、つまり吉村や中村なら、中の状況(数的不利)を踏まえて確実に止めていたように思います。
その辺がちょっと裏目NGに出たかなぁと。
とはいえ、そんなリスクも含めて勝ちに行った訳で、トーナメントの決勝なんですから仕方ないですかね。
ケネディの高さは相変わらず圧倒的ですし、来季はこれに闘莉王が加わると聞いています。
元々の武器であったサイド攻撃と上手く組み合わさるようなら、頂点にも手が届くことでしょう。
個人的にはSBの使い方が好きなチーム(特に阿部のサイドチェンジがGoodグッド!)なので、頑張っていただきたいものです。


……新年早々長い文章になってしまいました。
この辺で終わりにします。
りゅーはーでした。おしまい