立ちあがりは香港の方が良かったですね。
特に攻撃では、意図の見えるボールは香港に多くありました。
ただ日本も、15分ごろに俊輔がトラップドリブルで個人技を見せてから、徐々に流れを引き寄せます。
そして先制点は32分、右に左に大きく振ってから、内田がふいっとくさびを入れると、ぽっかり空いたバイタルエリアには長谷部が。
落ち着いた反転から、良い軌道のミドルシュートを香港ゴールに突き刺しました
もっとも、前半のゴールはこの1つだけ。
チャンスは結構あったのですが、香港守備陣がすごく頑張っていました。
DFの神クリアが3つほどありましたし、GKも負けじとナイスセーブを連発。
おかげで途中まで締まった展開となり、収穫や課題の見えやすいゲームになったと思います。
後半、日本の追加点はセットプレーのカウンターから。
俊輔が逆サイドを走っていたフリーの内田へ見事なパス。
内田のシュートはポストに嫌われますが、二次攻撃から遠藤がふんわりとしたレインボークロス。
中で待っていた寿人が落ち着いてヘディングを決めました。
3点目は俊輔の直接FK。
この時間までは、右サイドにいるのに右足を使わないせいで流れを滞らせていましたが、FKはさすがの切れ味でしたな
終了間際には4点め。
岡崎が自分で取ったPKを決めました。
岡崎はこれで2009年の代表戦で15ゴール
代表年間ゴール記録に並んだそうです。
おめでとうございます
結局スコアは4-0。
前半は香港が粘りを見せましたが、最後は地力の差が出たように思います。
多少グダグダな部分もありましたが、それは2列目に憲剛を入れれば解消するでしょうし、何より公式戦ですから勝てたことがでしょう。
ま、本気でW杯ベスト4を狙うんなら、これっ位はやってくれないとね
りゅーはーでした。