シュート22本という時点で私は満足です
最初にペースを掴んだのはヴェルディでした。
雨の中でも止めて蹴って繋ぐ技術は冴えていましたし、惜しいシュートもいくつかありました。
飯尾がPA内でキープしてつないでの林のシュート。
CKから富澤が落として飯尾のヒールシュート。
そのこぼれ球にレアンドロが反応してのシュート(ポスト)。
それらはシュートの精度も良かったですし、どれも決まっておかしくなかったと思います。
ただ、それが決まらないと今度は岐阜のペースに。
ヴェルディは守備に関しては雨に悩まされ、リスクの高いスライディングを敢行しては交わされるシーンが目立ちました。
そんな中、先制点は岐阜のセットプレーから。
前半終了間際のCKでファーサイドにボールを送られると、富澤が吉本のマークを外してしまっていました
その吉本のヘディングは、折り返しを狙ったもののようにも見えましたが、そのまま逆サイドネットに吸い込まれてゴール。
CBを本職とする選手にしては、あのフリーのさせ方は、ちょっと安易なミスだったように思います
後半はヴェルディが攻めて岐阜がカウンターという分かりやすい展開に。
ただ、似た展開だった前節甲府戦と違い、今日はシュートまで持って行けるシーンが多かったと思います。
決して崩して打ってた訳ではない分、得点の匂いはイマイチでしたが、意識の面ではすごく改善されていたのではないでしょうか
あとは義成の頑張りも見逃せないところで、危ない場面は決して少なくなかったのですが、良いセーブや飛び出しで1点差を堅持。
そうやって味方の反撃を待ち、同点のへ望みをつなぎ続けた義成の粘りが、最後の同点劇につながったと思います。
点に絡んだ源気やレアンドロと同じくらいの評価をしてあげたいですね
もちろん、縦に突破して好クロスを上げた源気と、フリーのチャンスをしっかり決めきったレアンドロもお見事でした。
その後は左右のポスト間でピンボールになるような危ないシーン(ポスト選手はどちらにとっても頼りになりますな)がありつつも、結局は1-1のままで終了。
勝ってはいないので満点とは行きませんが、シュート意識が改善されていたり、1失点で粘れるところを2戦連続で見せたりなど、収穫もあった試合だと思います。
あとは勝利あるのみ
天皇杯はここ何年も勝っていませんし、それも含めて、ホンダロック戦は是非とも白星をゲットしていただきたいものです
りゅーはーでした。