セレッソに力を見せつけられ、
バウルの気持ちに見惚れた、
そんな試合でした。
試合は前半からさすがセレッソという感じで、久々に主導権争いで遅れを取っていたように見えました。
ただ、今日は服部が体力満タンで、あらゆるところでのカットに成功。
また、展開力の部分でも今日は精度が高く、先制点も服部のフィードから。
「消える動き」を見せた大黒が折り返し、それを林が上手くスルー。
そこに走り込んで来たのは、服部がボールを出すと同時にマークを外した河野!
マーカーを5メートルは置き去りにした素晴らしい嗅覚で、強豪セレッソから見事な先制点を奪いました。
その後も攻められはしましたが、前半については概ねヴェルディのプラン内のゲームだったと思います。
しかし後半の入りに失敗orz
同点ゴールはセレッソが上手だと思いましたが、続く2、3点めは、正直自爆だったように感じました。
何であんなにバタバタするんでしょうか?
これは今日だけでなく今期ずっとそうで、失点数も完封数もリーグでは優秀な部類にも関わらず、1失点すると途端に歯止めが効かなくなる試合が多すぎます。
リーダーシップとか、立ち返る戦術がないとか、色々要素はあるのでしょうが、なんにせよ、「こっちは1ゴールで1点なのに相手は1ゴールで2点」という状態を脱しないことには、勝つのは難しいと思います。
最重要課題として取り組んでくれることを期待します。
その後セットプレーから藤本に加点され1-4。
いつもならここでしょぼーんとなって終了という展開に。
ただ今日はここからもう一盛り上がりを見せました。
立役者は我らがバウル!
点差がついても最後まで諦めず、一方で決してラフにもならず、何度もハードかつ正確なタックルでボールを奪取。
それどころか、しばしば力強いドリブルで攻め上がりチャンスを演出。
最後には自分で取ったCKを自分で決めてしまうという、天晴れなプレーを見せてくれました。
若い選手(それは何もCBに限らず)には、バウルの精神力を存分に見習っていただきたいものです。
りゅーはーでした。