スポニチさんはヴェルディに厳しい論調であることが多いですけど、今回のニュースでも一番詳しかったりして、実はツンデレなんじゃないかと思っています
さてそんなスポニチの記事によると、東京ヴェルディホールディングス(VHD)から「3つの継続」が発表されたそうです。
・現職員95人の雇用の継続
・クラブハウス(ランド)使用の継続
・ホーム味スタの継続
まず職員雇用の継続については、最初から95人全員の継続を前提とするのは違うと思います。
一度精査してみて、結果として全員が給与以上の利益をヴェルディにもたらす人材であるならば、雇用継続でですが、経営再建というと人員削減がセットになるのが昨今の情勢ですから、「努力してないじゃん
」と思われてしまうような話の進め方は避けるべきではないでしょうか。
次にクラブハウスの継続については、立派な練習施設は育成路線の武器になるので、賛成です。
ただ、3.6億もの多大な利用料(これはニッカン
によると割り引かれる可能性があるみたいですが)を払うにも関わらず、いつ練習を見に行ってもピッチ4面のうち1~2面(下手すりゃ3面)が余っていて、そこがmottainaiですね。
そういう余剰スペースを、何とか収益につなげられないものかと思います。
いっそ町田ゼルビアと”シェアハウス”してしまうとか…(今でも時々は貸してるみたいですし)
最後の味スタ継続については、やや消極的ながら賛成です。
確かに現状では器が大きすぎて、再建に向けて使用料がネックになるとは私も思うものの、他にホームにできるスタジアムがない以上はどうしようもありません。
(西が丘、国立、駒沢といった辺りは、あくまで借りられるだけであって、Jクラブの純粋なホームスタジアムにはなりえない筈ですから)
器を小さくする努力ではなく、器に合うように動員を増やす
努力をするべきなんだと思います。
…っていうのを書いてる間に、J理事会から宿題が出てました
>東京ヴェルディ 株式譲渡承認の件
<
う~ん、5.4億ですか。
J2時代の2年はどっちも3億円台だったと思いますから、ほぼ倍増ということですね。
Jの規約には、「J2」クラブの要件において資本に関する記載はない為、思っていたより厳しい条件を出されたなぁという感じです。
ただ、日テレがベレーザのネーミングライツを買うみたいなので、それを足せば何とかなる……のかな
まぁVHDとしてもアテがあってこの数字を出したのでしょうから、見事クリアしてくれることを期待します。
サポーターとしてはスタジアムを埋めることでしょうね。
「ガラガラ」のスタジアムがせめて「ガラg」くらいになれば、新たに参画してくれる会社もあるやもしれませんから。
先ず隗より始めよという故事、そしてスポンサー・中央高等学院さんの「できることからはじめようよ」というキャッチフレーズに乗っかって、まずは知り合いに声をかける所からやって行こうと思ったりゅーはーでした