長いJ2リーグも、後半戦に入りました。
1試合遅れましたが、前半の振り返りなんぞをしてみたいと思います。
前半のヴェルディは12勝7分け7敗で5位でした。
(現在はもう1勝を積み上げ、やはり5位)
出だしでもたつきましたが、2トップ(大黒&林)が採用された鳥栖戦から調子が上昇
12節以降はわずか1敗と、良い波を生み出しつつの前半戦フィニッシュとなりました。
好調の要因は、まずは戦い方が確立されてきたことでしょう。
特に攻撃においては、ポゼッションを高めつつの崩しが機能しているように思います。
それも、人数をかけてパス回しをするのではなく、キープからのドリブルが主であることが良いですね
リスクを冒さずに前線4人+晃誠で崩しきれることが多いので、攻めていても前がかりになりすぎることはありません。
その辺は高木監督の見事な手腕だと思います
もう一つは、層が厚くなったことでしょう。
こっちは正にケガの功名という感じもありますが、序盤メンバーが揃わず苦労していた時に、積極的に若手(ルーキー含む)を起用したことで、戦力の底上げに成功しているように思います。
例えば、前節徳島戦のスタメンから総とっかえするとしても…
___レオナルド_林___
_滝澤_____永里_
___菅原_河村___
岩倉_飯田_祥平_福田
_____義成_____
特に中盤はグッドな感じなので、仮に11欠場というとんでもない事態でも何とかなってしまいそうな気がしますね。
まぁそれは極論であり、実際に3人の出場停止者が出た愛媛戦(代役の永里、福田、祥平が抜群の出来で2-0○)など、現実的な欠場アリ試合は既に実績を積んでいます。
誰が出ても極端に落ちることのないメンバーにしたことは、それもまた高木監督の見事な手腕だと思います
勝点を見ると、昇格ラインまで8差。
残り25試合(現時点で24試合)で8差というのは、追う方には少なく、逃げる方には多い試合数のように思います。
しかしまぁ焦ることはないでしょう。
2007年もこんなもんだったと思いますし
また、別チームの話ですが、去年のカターレ富山もこれ位(17節時点で勝点差7の6位、だったかな)から上がりましたし
そしてどちらも明確な「勝ち方」が確立されつつある中での後半戦突入でした。
今年も、一歩一歩確実に進んでいけば、24試合後にはきっとハッピーエンドになっているハズです。
それだけの戦いはしていると思います。
ということで、まずは週末の栃木戦。
第1クールのホーム戦では、勝っただけで内容に乏しい試合でしたが、「あれからヴェルディはこれだけ強くなったぞ」という所を見せていただきたいものです