攻の鹿児島城西。
守の広島皆実。
そしてスコアは3-2。
数字だけで見れば鹿児島城西のゲームでした。
特に、先制点をエースの大迫君が取り、大会新記録となったのですから、そのままの勢いで城西が優勝しても何らおかしくない展開だったように思います。
けれど勝者は逆でした。
それは取られた時間帯が悪かったからだと思います。
城西が決めた2つのゴールは、どちらも直後にゴールを決め返され、ほとんど価値を持つことが出来ませんでした
結果として、守備力の差、特に「ここで取られてはダメだ」という時間帯で踏ん張れたか否かが、勝敗を分けたのではないでしょうか。
でも、城西の攻撃サッカーは最後まで魅せてくれました。
歴史を作った大迫君はもちろん、7得点(全試合得点)の野村君だって立派な成績。
チームとしても大会最多得点を記録したのですから、胸を張って鹿児島に戻っていただきたいものです。
ところで野村君、進路が決まっていないのなら是非我が社に
最後になりましたが、広島皆実の皆様、初優勝おめでとうございます
(カターレの朝日も、母校の優勝おめでとう)
大会通じての総失点がわずかに3。
前回、得点ゼロ失点ゼロのままベスト8に上がった伝統そのままの、見事な守りの勝利だったと思います。
『堅守強攻』、ヴェルディもカターレもお手本にしたいものですね