キャリア(試合出場)の大半が高木門下時のものである和田選手。
高木新監督としてはコネクションはあるはずで。
選手層的にはぜひ残っていただきたい人材ですし、清水に戻っても出場機会が多いとは思えませんから、まさかの再契約があるかもよ
…なんて思ってみました。
そして実際にどの程度がかかるのかざっと計算してみました
※今回の記事を書くために色々下調べはしましたが、詳しいわけではありませんから、間違っていたらご指摘くださいな
求めたい費用は年俸+移籍金(違約金)で、移籍金は移籍係数*平均基本報酬で計算するようです。
で、まずは移籍係数。
全てのカテゴリからJ1への移籍(J1orJ2orJFL→J1)をパターンA
ほぼ同じカテゴリ間での移籍(J2orJFL→J2、JFL→JFL)をパターンB
ほぼ下位カテゴリへの移籍(J1→J2、JFLorJ2→JFL)をパターンC
とすると、下記のような表になります。
年齢\パターン | A | B | C |
---|---|---|---|
16~21歳 | 10 | 9 | 2.5 |
22~24歳 | 8 | 4 | 2 |
25~27歳 | 6 | 3 | 1.5 |
28~29歳 | 3 | 1.5 | 0 |
30歳以上 | 0 | 0 | 0 |
今回の対象である和田は1981年生まれの27歳で、J1→J2の移籍のため、移籍係数はパターンCの1.5。
また、期限付き移籍(レンタル)の翌年における完全移籍は、年齢係数が50%オフになるようですから、
1.5*0.5=0.75 -①
という移籍係数になるハズです。
続いて平均基本報酬。
基本式は(X+Y+Z)÷3です。
X:移籍元クラブにおける今期の基本報酬(年額)
Y:移籍元クラブが申し出た来期の基本報酬(年額)
Z:移籍先クラブが申し出た来期の基本報酬(年額)
まず、X=今年の和田の年俸は、500万だったという新聞報道がありました。
YとZにあたる清水とヴェルディの来期提示は全く分かりませんので、高めに見積もるとして。
例えば清水が豪快に三倍増の1500万円を提示し、対抗したヴェルディがさらに500万円上乗せして2000万円の提示をしたとします。
とすると、 (X+Y+Z)/3=(500+1500+2000)/3=4000/3 -②
が平均基本報酬なります(後で約分できるのでここでは割りません)
以上のことから、和田獲得にかかる費用は、2000万クラスの提示が条件だとしても、
①+②=
2000+0.75*(500+1500+2000)/3=
2000+1000=3000
となり、3000万円で充分獲得できるということですね。
(ちなみに清水1000万ヴェルディ1300万なら計2000万円です)
ひょっとしたら新人の那須川君を開幕戦から起用しないとという左SBの戦力を、3000万円以下でゲットできる。
しかも監督の戦術が分かっている選手で。
これは相当お得な話だと思いますね
ディエゴの残留は、億単位の移籍金収入を断ることになりますから、正直難しいと思っています。
他の日本人選手、例えば一番話のありそうな那須にしても、オファーが来てしまうと苦しいでしょう。
しかし和田の再契約については、そこまで厳しいということはないと思われます。
「3000万なんて大金出せねーよ」という財政状況ならばさすがに諦めますけども、ちょっとフロントの頑張りを見てみたかったりしますな
期待しておりますよ