明日はJ1第32節、お相手はコンサドーレ札幌です。
札幌はここまで4勝5分け22敗の18位で、すでに降格が(というか最下位が)確定しています。
得点34は、例えば4位の大分より多い訳で、そこまで悪くはありません。
ただ、失点の65が、ブービーに20点離されたダントツの酷さショック!
守備の破綻が修正できないままの降格劇となってしまったようです。


【予想布陣】
__ダヴィ__砂川___
西谷_上里_クライトン_中山
坪内_西嶋_西澤_デビ純
_____佐藤_____


西が出場停止。
DFラインに故障者が相次ぎ、前回対戦の5人とは、坪内以外の4人が入れ替わっています。
台所事情はかなり苦しいようですね(´-┃


攻撃で怖いのは勿論ダヴィ。
シュート数最下位というチームにおいて、14得点(リーグ2位)という数字は驚異的ですえっ
特にクライトンとのホットラインは素晴らしく、前節浦和戦でもロングパス一発で先制点を奪い、強豪を慌てさせました。
最低限クライトンからのパスコースを消すことと、前を向いた状態でスペースを与えないことは、勝利への必須条件だと思います。


ま、何のことはなく、ディエゴ&フッキが相手にいると思えば良い訳でぼー
(むしろ、ダヴィはアシストが1つしかないことから、彼で攻撃が終わる傾向はフッキより更に顕著とも言えます)
封じられた試合ではどのように対処されて来たかは、間近で見てきた私達が一番知っているハズです。
確実に対応していただきたいですね。


守備に関しては言えば、上でも書いた通り、負傷者が多く、メンバーの固定すら難しい状況です。
純マーカスは完全に別ポジション(ボランチ)からのコンバートですし、西嶋と西澤にしても、本来なら三浦監督流SBで使いたい選手のように思われます。
つまり極論すれば、SB-SB-SB-ボランチの4バックであり、ウチで言えば服部-和田-海本-菅原の4バックみたいなものですえへへ…


となれば、高さ以外で、ヴェルディの攻撃陣に劣る部分があるとは思いませんかお
見た目は繕えていたとしても、綻びのきっかけはやはり多いでしょうから。
もし良くない結果が出るとしたら、それは向こうの守備ではなく、こちらの消極性ダウンが招く事態だと思います。
ディエゴ不在で不安もあるでしょうけども、軸がいない時こそ、一人一人のアグレッシブな姿勢が必要になります。
「俺が俺がの精神でメラメラ」頑張って欲しいものです。


この時期に札幌というのは、正直難しい相手です。
ただ、3試合残して16位のチームが残留を目指すならば、勝点1ではいけません。
勝利数で6、勝点で19、得失点差で23下のチームを、ホームに迎えて戦う(ここ重要ビックリマーク)訳ですから、勝点3を取るのが最低条件にして至上命題です。
その為にもっとも不要なのは「ガッカリする時間」だと思います。
シュートを外してガッカリしたり、パスをミスってガッカリしたり、失点してガッカリしたり。
それらは90分の中において数秒の出来事かもしれませんが、その「ガッカリ」で時間を費やすたびに、実力差をスコアに反映させる為の時間は確実に減って行きます。
それは即ち、J1残留の可能性を自らの手で摘み取っていくに等しい行為であると考えますえー
どんな展開になろうとも、1分1秒を無駄にせずに、90分フルにサッカーをして、勝利を掴み取って欲しいと思います。


頑張れ、ヴェルディ!!