磐田戦が来る前にちゃっちゃと終わらせてしまいます。
ということで、今日は残りの全チームを一遍に。
【参考】
勝手に戦力分析3
勝手に戦力分析4
合わせて読んでみるとちょっと面白いかもはてなマーク


【横浜Fマリノス】
選手の質の良さを、監督が食い潰してしまった前半戦。
J1でもっとも「スタメン固定型」のチームであったにも関わらず、桑原監督の目指す『形』は結局最後まで見えませんでした。
現時点では、まだ個々の選手の頑張りでそれなりの失点数に収まっているものの、順位はシャレにならなくなってきました。
この調子が続くようだと、守備の踏ん張りも長続きはしなさそうな…えー


【川崎フロンターレ】
フッキ退団や関塚監督の病気による退任などがありながら、6位での前半戦ターンはさすがですね。
ただ、17試合で26失点(ヴェルディと同じ)というのは、優勝を目指すチームとしてはあまりに物足りない数字です汗
自慢の攻撃力を維持しながら、どこまで失点を抑えることができるかが、後半のキーポイントとなると思います。
・・・でも、川崎のことですから、より攻撃的に行っちゃいそうな気もしますべーっだ!


【アルビレックス新潟】
選手層の薄さが懸念材料でしたが、前半戦はそれが露呈。
マルシオ・リシャルデスの欠場もそうですが、腕を脱臼した内田がそのまま試合に出ずっぱりというのも、ねぇ…ぼー
アレッサンドロの頑張りで中位ターンとなったものの、今後も同様の問題では悩まされそうです。
ホーム力がありますから大崩はないでしょうが、上位進出ができそうにも思えず。


【ジュビロ磐田】
やっぱり厳しかった前半戦。
去年の戦い(4-4-2&プレス)を全てリセットし、3-5-2&ポゼッションを目指しているようですが、お世辞にも上手く行っているようには見えません。
その状態でも、やり方は変えない監督のようですから、手詰まり感が出てくる可能性は大いにあります。
攻撃陣の顔ぶれはキラキラ豪華キラキラですから、後は新戦力のロドリゴがどこまでやれるか。
並以下の選手ならば、上より下を気にする展開となりそうです。


【清水エスパルス】
個人的に一番「俺って見る目がないなぁガクリ」と思わせてくれたチームです。
正直優勝すると思っていましたから。
ところがフタを開けてみたら、一番のストロングポイントとなりそうだったボランチを一枚に固定。しかもルーキー。
本田自身は確かに頑張ってはいますが、伊東をサイドに追いやりマルコス・パウロをベンチ以下にしてまでこだわる形だとは思えません。
攻撃も、チョ・ジェジンがいなくなったのにロングボール頼みのまま。
チョ・ジェジンを活かすためにロングボールを多用していると思っていたのですが、どうやらロングボールしか使えないチームにたまたまチョ・ジェジンがいたということだったみたいです。
予想以上にチーム(≒監督)に柔軟性がなかったということでしょう。
まぁさすがに降格はないでしょうが、頑固が過ぎればまさかまさかの展開もありそうです。


【名古屋グランパス】
清水とは逆の意味で予想を裏切ってくれたチームです。

お見事な前半戦でした合格
サイドチェンジの多い攻撃、ラインを高く設定する守備、どちらもいきなり変革するにはかなり難度の高いサッカーをしていると思うのですが、監督のカリスマと選手のやりがいがそれらを可能にしているのでしょう。
懸念材料は左SBとボランチのサブが不足していることくらいでしょうか。
見ていて面白いチームですから、頑張ってほしいですねキャッ☆


【京都サンガ】
序盤こそ健闘したものの、新潟戦の3人退場を機に失速ダウン
柔軟な起用には好感が持てますが、苦しい時に軸がないという弊害もまたあったということでしょう。
シジクレイをアンカーに据えた守備は、水本加入で目処が立ったとして、後は攻撃。
新戦力フェルナンジーニョとエース柳沢の関係は良好ですから、もう一枚、攻撃で期待できるカードが欲しいところです。


【ガンバ大阪】
順位こそなかなかですが、去年までの破壊力はなし。
ACLとの兼ね合いで苦労した前半戦となったようです。
遠藤も入院してしまいましたし…あせる
まぁそれでも、上位でのターンはご立派。
戦い方の軸はブレていませんし、今後も優勝争いに絡んで行くのではないでしょうか。
ただ、ミネイロ、水本と誤算が続いた守備に関しては不安も。


【ヴィッセル神戸】
レアンドロの戦線離脱が響いたのか、引き分けが多く、勝ち点は伸びませんでした。
しかし、負け数自体は最少タイの4えっ
上位に食い込むだけのポテンシャルは秘めていると思います。
中央の攻撃力には何の問題もありませんから、注目は守備とサイドでしょう。
特にCBの層の薄さをどうカバーするかがポイントだと思います。
…シーズン前と課題変わってないね(´-┃


【大分トリニータ】
自慢のボランチコンビを軸に、特にホームではトップクラスの守備力(9試合で4失点ビックリマーク)を堅持しています。
今後も大崩れはないでしょうね。
しかし一方で、上位に食い込めそうな勢いも、ちょっと感じられません。
それを安定ととるか停滞ととるかはちょっと微妙なところ。
ボランチにアクシデントがない限り、中位以上でのフィニッシュとはなりそうですが…



おしま~い。