明日はJ1第2節、お相手は鹿島アントラーズです。
現Jリーグチャンピオンであり、今シーズンも札幌戦4-0、ACLクルンタイ銀行戦9-1と圧勝続き。
昨年9/15の名古屋戦(0-3)で敗れて以降、公式戦無敗が続いています(ゼロックスは引き分け扱い)。


【予想スタメン】
__マルキーニョス__田代___
_本山______野沢_
___青木_小笠原___
新井場_岩政_大岩_内田
_____曽ヶ端_____


ベストメンバーは完全に固まっています。
非常に予想しやすいチームと言えますね得意げ


で、ポイントですが。
私はずばり「田代の周り5m」だと思います。


鹿島の攻撃戦術は二段階あります。
まずは、両SBが高く張り、サイドの支配を計る戦術。
長く鹿島の「色」となってきた攻撃です。
ただ、こちらに関しては、ヴェルディも4-2-3-1でサイドを厚くしていますから、五分に近い戦いは出来るはずです。
というか、サイドで圧倒されるようだと、大敗する可能性も…あせる
和田、服部、広山、飯尾の4人には頑張っていただきたいものです。


そしてもう一つは、田代の高さを活かした、ロングフィードを入れてくる戦術です。
こちらが非常に難しい。
田代のFWとしての空中戦勝率はリーグ2位(1位ヨンセン)。
まともに競り勝つのは生半可なことではありません。
その場合、普通は出し所を抑えるわけですが、鹿島には小笠原、青木、内田、大岩とフィード技術の高い選手がいっぱいいます。
全てを抑えるのはとても無理で、そうなると田代に競り勝つしかありません。
しかし田代に競り勝つのは……というループ。
シンプルが故に抑えづらい戦術となっていますガーン


ただ、だからと言って、指をくわえて見送るわけには行きません。
フィードの出所もダメ、田代に直接勝つのもダメとなれば、セカンドボールを抑えるしかないでしょう。
幸い、田代は一人で突破することは少なく、大抵は周りとのコンビネーションを狙ってきます。
サイドで均衡が破れなければ、田代に入れてくる。
それはある意味”テレフォンパンチ”でもありますべーっだ!
競り合った際にいかに田代の余裕を奪えるか、そして次の展開をいかに分断させられるか。
そこが明日のポイントになると思います。


一方、攻撃に関しては、特に不安はありません。
岩政の高さはJ随一ながら、こちらは元々高さは使わない訳ですから、相性で言えばむしろ良い部類です。
単純に通用するかしないかでしょう。
…川崎の今日の成績を見せられると、ちとイヤな感じもありますがぼー
中間に書いた通り、レアンドロの初ゴールに期待します。


何はともあれ、明日はホーム開幕戦。
最強チームを迎え、厳しい戦いになることは間違いないでしょう。
しかし、今日の試合でガンバと浦和が完敗する等、戦力差がそのまま結果につながらないのもサッカーの面白さです。
どんな強敵であれ、あくまで勝利を目指す姿勢を失わずに、精一杯戦っていただきたいものですかお