明日はJ2第49節、お相手はベガルタ仙台です。
仙台はここまで23勝10分け11敗で3位。真下です。
勝ち点差は5ありますが、仙台は1試合少ないので、実質1ゲーム差圏内と言えるでしょう。
67得点はリーグ4位、49失点は同2位。
攻撃的なイメージのあるチームですが、ここ最近10試合でわずか4失点!ということもあり、むしろ守備の堅さに特長のあるチームです。
明日も1点を争うシビアなゲームとなるでしょうね。


<予想スタメン>
___中島_万代___
__梁____ロペス_
___永井_千葉___
磯崎_岡山_木谷_菅井
_____林_____


出場停止はなし。
FWファビーニョ、MFロペス、DF岡山と、各ポジションに一人ずつ主力級の怪我人を抱えている状況ですが、全員出ようと思えば出られない状態ではない模様。
となれば、ここは大一番、多少無理してでもベストメンバーで来るのではないでしょうか。
(といいつつファビーニョは控え予想ですが^^;)


チーム得点王は13ゴールの万代。
ここ3試合連続でゴールを決めており、調子も上々のようですなぁ。
ヴェルディとしては、最近2試合の4失点は全てクロス(CK)からのヘッドでやられていますから、まず彼の高さや飛び出しセンスの良さには要注意でしょう。


同じようなことは、CBの岡山にも言えると思います。
”仙台の”岡山と対峙したことはありませんが、柏時代にはようけやられましたからねぇショック!
札幌の曽田同様、FKCKでは絶対にやられてはいけない相手。
気合を入れて守っていただきたいと思います。


そしてもう一人、忘れてはならないのは右SBの菅井直樹。
右SBであるにも関わらず、「対ヴェルディ」得点王である選手です。
普段は低い位置にいると言っても油断は禁物。
何しろ、セレッソ戦では「右サイドからのクロスを左サイドから切れ込んでヘディングしてゴールえっ」という、右SBにあるまじき動きを見せた選手です。
その神出鬼没っぷりに対して、常にマークを怠らないことが大事でしょうね。


一方守備の方はと言うと、前述通り10試合でわずか4失点なわけですから、堅いのは言うまでもありません。
岡山の加入で精神的な柱が出来、また攻撃偏重だった戦術を、守備に人数をかける形に変更したこともあるでしょう。
一筋縄では行かないと思います。


ただ、ヴェルディの攻撃陣にレフティが多く、攻撃が左に偏ることが多いのに対し、仙台右SBの菅井は守備より攻撃というタイプの選手ですから、左サイドの攻撃は活きるように思います。
また、守備の要岡山が得意なのは「空中戦」ですが、ヴェルディの攻撃はそれに頼るものではありません。
そう考えると、案外手が合うというか、攻め易いようにも思います得意げ
当日は雨予報ということもあり、グラウンダーのパスやシュートへの対応はかなり難しくなるはず。
左サイドからどんどん「地上戦」を仕掛けて行って欲しいと思いますね。


現状での勝ち点差は5。
残り試合数を考えれば、計算上「引き分けでも良し」となる試合です。
しかし、試合中にそんなことを考えていたら、仙台の気迫に飲み込まれてしまうことになるでしょう。
あくまで目指すは勝ち点3ビックリマーク
今シーズンの集大成とするつもりで、ただひたすらに勝利を狙って行って欲しいものです。