ONとOFFの使い分けをちょっと失敗した感じでした。


気温36℃湿度70%の悪条件ということで、立ち上がりからお互い省エネモード。
OFF時のボールのやり取りは、正直言ってJ2とさほど変わらなかったような気がします(^^;)
ただ、ON時のダイレクトプレーは流石で、特に左サイドの崩しは「おぉっ」とTVの前で唸る出来でした。
もっとも、前半はON状態が10秒も続かなくて、いいプレーがあっても単発で終わってしまっていた印象です。


後半に入ると多少はエンジンがかかり、ON状態が長くなります。
そして先制点の61分、左から崩し右から崩し最後はまた左と、長いON攻撃の中、最後は憲剛→今野→高原で先制!
この一連の流れは見事でした。

目指すサッカーの一端が見えたような気がします。


しかしこれで勝ち切れないのがさすが真剣勝負。


75分頃のFKでセバスチャンが弾丸FK!
これは上に逸れて事無きを得ますが、凄まじいスピードでした。
大体、壁の右を通って最後は上とか伸びすぎでしょ(^^;)
この時点で「相手にFKを与えたらまずい」という情報は選手の中にあったはず。
しかし86分にまたFKを与えてしまいます。
与えた阿部のプレー自体は不運だとしても、その前に2つ3つキレイにつながれている訳で、ラストパスが出る前に止めたかったですね。
ちょっとOFF状態が酷かったかなと。

残り5分を切っていたわけで、ONに入っていて欲しかった場面でした。


んで、そのFKを決められてしまうわけですが。
このシーン、壁の中で相手選手がずれることでコースが空いたわけですが、その横にいた日本選手の反応が鈍かったですね。
もう少しちゃんとコースを埋めて欲しかったです。
なんとなく阿部に見えるのですが…もし阿部なら二重のミスでちょっと問題ですね。
そうでなくてももう少し集中してないといけないシーンだったと思います。


その後は羽生のチャンスが一度あったものの決めきれず。

(山岸もそうですが、千葉の選手はシュートに至るまでの動きは完璧なんですけどねぇ・・・)

結局試合は1-1で終了。
初戦としてはギリギリ及第点といった感じでしょうか。
次は勝利が必要ですから、もっと長いONが必要になると思います。

暑いでしょうが頑張って欲しいですね。