【サブタイ】

俺たちの義成が帰ってきた!


前半は風下だったヴェルディ。
そのせいかDFラインを上げることができず、中盤が間延び。
また、船越へのロングボールも上手く収まらず、閉塞感の漂う展開が続きます。
何度か風上を利した攻撃を受けてピンチも招いていましたし、前半は完全に水戸の思うツボという感じでした。


一方後半、風上で少しは巻き返せるかと思いきや。
なぜか船越を下げてしまうヴェルディ。
代わりに広山が入ったことで、自然とショートパスでの組み立てからの攻撃がメインに。
風関係ないやんorz
せめてDFラインは上げたかったところですが、後半開始直後のピンチで萎縮してしまったのか、深さは変わらず。
ということで、せっかくの風上というメリットを自ら放棄する形になってしまいました。
そうなると流れはさらに水戸に。
開始直後のシュートやCKからのバー。戸川が競り負けての完全1対1など、いくつも決定機を作られてしまいます。


しかしそこで義成が大車輪!


少なくとも前半2つ、後半2つは義成のおかげで失点しなかったシーンがありました。
特に、後半4バックした直後に戸川が競り負けたシーン。
あそこは本当にまずかった。
あれを決められてしまうと、ただ勝ち点を落とすだけではなくて、ラモスさんの指揮官としての求心力にまで影響を及ぼすところでした。
マジで良くとめてくれました。偉すぎです。


そんな、耐えて耐えて耐え抜く”おしんサッカー”を展開していたヴェルディ。
歓喜は唐突に訪れます。
78分、左サイドへのスルーパスで抜け出した広山がフッキにバックパス。フッキがミドルシュート。
こぼれた所をなぜか右サイドの海本が詰め(ぇ)、さらにこぼれたところを後方から猛然と 永 井 秀 樹 (えぇぇ)
なぜFW以外の2人がそこに詰められているのか謎ですが(^^;)、ともかく抜群のゴール前嗅覚を発揮し、待望の先制点が入ります。


その後は度々セットプレーからチャンスを作られますが、なんとか凌ぎ切って無事タイムアップ!
諸々不満は残るものの、何はともあれ勝ち点3はゲット。
3連勝を遂げ、ラモス政権6度目の「4連勝の壁を越える戦い」に挑むことになります。
正直、今日の内容ではアウェー仙台で勝利というのは難しそうですが、逆に今日みたいな内容でも勝てたことは、何かの吉兆のような感じもします。
「3」から「4」へ。
六度目の正直と行きたいものです。