ヴェルディが「4」バックから「3」バックに移行してから「3」試合(山形戦のお試し期間除く)。
チームは「3」連勝です。6得点2失点2完封は優秀な数字。
一度もリードされていないというのも良いですね^^
で、実際何が変わったかというと、実はよく分かってないのですが(^^;)、「バウルがいい意味で目立たなくなっているな」とは思います。


「4」バック時代、バウル一人に対する負担は相当なものでした。
ロングフィードの跳ね返しもやりつつスルーパスも追いかけて、ボールホルダーへのアタックに行きながらそのカバーも自分でやる。
獅子奮迅の働きでバウルが大活躍していました。
逆に言うと、それだけバウル個人の能力や頑張りに依存していたということにもなると思います。
それが、「3」バックになると、萩村がかなり手伝ってくれるようになりました。
特に、カバーリングの仕事を萩村に任せられるようになったことで、バウルの前への圧力がより強くなったように思います。
時折オーバーラップを仕掛けられるようにもなりましたしね。
呼応するように、富澤も持ち前の高さが活きるようになってきましたし、今の「3」バックはとてもバランスが良いと感じます。
私は「4」バック自体は嫌いではないのですが(サカつくでは大体「4」バックにしますし^^)、現状、「4」から「3」への移行は大成功だったと思います。


一方、「3」から「4」へ移行したいのが、連勝数。
去年から散々ラモスさんが言ってきたように、「3」と「4」の間には大きな壁があります。
昨シーズン、「3」連勝は「4」回ありましたが、「4」連勝がかかった「4」試合では全て黒星。
しかもその「4」試合中「3」試合が、「3」点差での完敗orz
その「3」試合は全てアウェーで、唯一ホームでの挑戦となった札幌戦は接戦(1-2)でしたから、今回の愛媛FC戦はまだ希望がありそうですが・・・いや、気休めにもならんか。
ともかく、悪しき前例があることは確かです。
また、今年のクール別成績もなんとも微妙。


第1クール 〇〇△〇〇●●●●●●●
第2クール 〇△〇〇〇?


う~む・・・・・・
出目とかバイオリズムとか、そういうもので考えると、かなり厳しい一戦となりそうです。
ただし。
このイヤなジンクスは、自分たちで作ってしまったものです。
関係ないところで出来上がったジンクスならば不可抗力と言える部分もありますが、自分たちで作ってしまったものである以上、自己責任で打ち破るしかないでしょう。
また、自分たちの手で打ち破れるものだとも思います。


「4」から「3」へ、「3」から「4」へ。
ありえないとされていた「4」バックから「3」バックへの移行で成功したように。
「3」連勝の壁を打ち破り、「4」以上への道が開ける戦いを、愛媛戦で見せて欲しいものです。