7月から始まった企業さんの助成金対象の研修。
アウェイな感じでスタートした研修でしたが、リーダー研修が終わった頃には少しずつ
研修内容、自社の問題解決に興味を持っていただけるようになりました。
2週空いてコーチング研修に入りましたが・・・
コーチング研修ではまず、テキストに入る前にみんなで1週間出来事(プライベートや仕事)を
お一人ずつ話し、聞いた人たちはそのお話の中からお話しされた方へ質問する。という時間からスタートします。
質問する練習(ウォーミングアップ)のためです
これは、私の師匠が取り入れていること。
普段積極的にお話されない方も、1週間の出来事を思いだして色々お話してくれます
いよいよテキストへ・・
『コーチング』とう言葉も初めて聞かれるようでして、
部下を育成する中で
ティーチング
トレーニング
コーチング
の順があり、それぞれの違いを説明していうのですが
実際、言葉であれこれ説明してもなかなか分かりにくいのは確かです。
実践あるのみなのですが、コーチングの必要性をお話しすると「絶対的な効果があるもの」と思われたり
自自分たちの部下には使えない気がする・・・何て声も出てきます。
コーチンぐはあくまでもコミュニケーションのアイテム。
絶対的でもありません。
上手く使えるようになれば、相手に変化が出てきたりします。
質問によって「相手の頭の中を整理」したり、「自ら考え問題点に気づき改善できる方法や行動を考て行動する」
相手が出した言葉が答えなのでコーチ(上司・親)が思っている答えが出てくるとは限りません。
コーチ側の思っている(期待している)ことと差が出で来ることもあります。
その時に誘導尋問やコーチ側が思っている答えを良い考え、答えだとして押し付けないこと。
相手の変化は本当に少しづずつなものになります。
だけど、0からいきなり100にはなりません。
0→1→2→3・・・・と一つずつの段階で成長していきます。
なので参加者さんは「これってじゃあ今すでに数年経っても成長がみられない部下に対いてだと
また時間かかるってことですか?」って
そうなんです。だって今まではコーチングって手法を使ってないのだとしたら1からってことになります
この時点で「まじか・・・・」って感じでした
まぁそうですよね・・・
まだ実際にコーチングの実践に入っていなければそうなりますよね
2週くらいは「質問の意味を考える」「質問の種類を知る」「コーチングでのタイプ分け」などテキストを進めていきつつ、
再度「部下の現在地をしること」を繰り返しお伝えし、タイプわけでは
「人と自分は違うのでそれぞれ考え方が違い、タイプによっては教え方も違ってくる」というところでやっと興味が深まってきたようでした。
いよいよ実践に入ります。
実践ではお互い自分の「今改善したいことや今後こうなりたい」などお題を上げてもらい
コーチになったり、クライアントさんになったりでコーチングの練習をしてもらいます。
コーチング手順をテキストを見ながら確認しつつ、真剣に「どんな質問をすれば相手が答えやすいか、目標達成に近づけていけるか」
を考えられていました。
とは言ってもなかなか、「よい質問」といより「〇〇したらどうですか?」「もっと〇〇したいいんじゃないですか?」
など『アドバイス』や『コーチの考え』が入ってしまい、最終的には沈黙・・・・
でも、最終的には沈黙ってことは「質問を」を意識した上で行き詰った上でのこと。
良い傾向だな~なんて思いながら、テキストで復習したり
つい出てしまった「アドバイス」を「質問に変えるとしたら」というワークを繰り返し繰り返ししていきました。
コーチングに慣れるまであまりにも短い研修なのですが、参加者さんは当初より本当に真剣に取り組んでくれました。
研修最終日は師匠がクライアントさんになり、参加者さんがコーチ。
相手がどのタイプかによって進め方や質問する言葉も変わってきます。
なかなか苦戦されてました
受講してすぐって「いい質問をしなくては」と考えすぎてしまいがち・・
私もそうでした。
結果「相手が答えにくい複雑な質問」になってしまうんですよね
よい質問=シンプルで相手が答えやすい質問。 でもあります。
相手の沈黙もうまく使いながら相手を観察することも大事ですし。
先ずはリラックスしてもらい、相手が話しやすい環境は本当に大事です
今回研修に参加された方も色々考えすぎて言葉が出なくなったようでした。
初めての研修で最終日には会社や上司、部下に対する考え方は変わられたようです
研修1か月後に各社長さんにお話を伺ったところ、
「発言する内容が変わった」「自らが積極的に考え行動し、それを部下が見て真似をするようになった」
「他の社員からも研修やセミナーを受けてみたいという言葉が出てきた」
など7月~12月までの研修で嬉しいご報告もいただきました
社内の人材育成など考えらている企業さんも多いようですが、
なかなかどんな感じで取り入れたらいいか分からない社長さんが多いようです。
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