お年寄りと関わる仕事をしていると、
死というものをものすごく身近に感じます。
先月まであんなに元気だったのに、
去年はあんなに動けてたのに、
たった一ヶ月で、
たった一年で、
風邪で、
肺炎で、
転倒で、
あっという間に悪くなってしまうところを目にします。
だから、
今日出来ていることが、
今日元気でいることが、
来年も出来ているとは限らない。
自分だったら、
来年の姿を簡単にイメージ出来るけど、
高齢の方は
簡単にはイメージが出来ない。
だからこそ、
今が元気でいれるようにと、
風邪にはならないように
感染しないように
転倒しないように
って何回も言ってしまう。
自分の祖父母は特に、
来年がないと思って、
〜がしたい
〜が食べたい
〜へ行きたい
と言われたら、
出来る限り時間を作って連れていく。
マッサージをしたり、
ご飯に連れて行ったり、
お互いに後悔が残らないようにと思って接しています。
つい先日、
自分の担当している方のご兄弟が亡くなられ…
先月、
担当している方を連れて会いに行っていた時は、
笑って、話していたのに…
また次回ね〜
と言って帰ったのに、
次回はやって来なかった。
自分も、もちろんそうだけど、
高齢者の方は特に、
来月や半年後、来年が当たり前に来ると思わずに関わっていきたいと思っています。