トレック プレシジョンフィット
に関しては前回の記事を観て頂ければ全体の流れが分かると思いますのでそちらへどうぞ✋
今回は恥ずかしながら自分のフィッティング結果について記録したいと思います。
１．インタビュー
気になるところ→過去に2回ほど右膝が痛くなった。
目的→初心者のうちにキチンとしたポジション、正しい乗車姿勢とペダリングを教わりたい。
怪我歴→１０代の頃バイクで事故して右の骨盤を骨折（ボルト入ったまま）
２．身体測定
身長 １８０cm
体重 ７３kg
股下 ８７cm
肩幅 ３９cm
ハムストリングの柔軟性→上の下
股関節の柔軟性→中の上
シューズサイズ→４２
土踏まずの付き方→３（ハイアーチ）
３．現在のポジションでの問題点。
サドルとハンドルの距離が短くサドルも低いので全体的に窮屈になり胸が落ちている。
ペダリングに関しても身体がバイクの中心より前に行ってしまってるのでペダルを踏むより掻く動きが強くなってしまっている。
４．修正点
サドルを少し上げて少し後ろにズラす。
ハンドルを低くする。
５．前から見た時のペダリング。
左脚は理想的な直線的な動きをしているが右脚は少し動きがブレるので右のクリートを少し調整した。
それではビフォーアフターを見てみましょう💦
（左がビフォーで右がアフターです）
アンクリング
ビフォーは２７.６°
アフターは１７.５°
最大延長
ペダルが下にある時の最大伸展長。
ビフォーは１４４.１°
アフターは１５３.３°
KOPS（ニー オーバー ペダル スピンドル）
最適なサドルの前後位置を決める数字。
ビフォーは２０mm膝が出てるが
アフターは２mmに収まってる
肩甲骨の位置
スパインに対して腕の角度。
ビフォーは７７.７°
アフターは８８.０°
最適な範囲は９０°〜１２０°なので現状のハンドルとステムで１番下げた状態でもギリギリ範囲外💦
肘の角度
快適さやコントロール性、および体重配分や空気力学をもたらすために胴体角度を変える手助けとなる腕の曲がり具合。
ビフォーは１４６.７°
アフターは１５０.１°
胴体角度
最適範囲は２０°〜５０°
いろいろな角度が変わって見た目も変わったにもかかわらずこの角度はほぼ変わらず。
３６.８°で範囲真ん中近辺で良い感じ。
仙骨の角度
ビフォーが３５.６°
アフターが３３.２°
と、ビフォーが胸が落ちて前傾が強くなってたのでポジションが自然になり少し前傾が浅くなりました（普通は浅すぎるのをもっと深く治す事が多いいらしい）
BMR（ボディ マス リプレゼンテーション）
ボトムブラケットに対して身体の中心がどこにあるか。
ビフォーは前に２２mm
アフターは前に１１mm
あと少しだけ後ろに座っても良いとの事。
感想
ビフォーはハンドルとサドルが近くその為、胸が落ちて懐が狭いので脚を回しにくそうなのに対して、アフターはサドルとハンドルの距離が離れたので腕の伸びが自然で胸が上がって懐ができたので脚が回しやすい。
サドルを後ろにズラした事で重心が少し後ろになりペダルを上から踏めるようになった。
課題は現状のハンドルは肩幅に対して少し広いので手首が甲側に折れやすいのとステムを伸ばすかダストシールを薄いものに変えてもう少しだけ腕が前にいくようすると良いとの事。
ポジション変更して乗ってみた感想は。
メッチャ楽に回せる！
初心者なので自分のフォームが固まってないのでポジションが変わった違和感よりも乗りやすくなった感の方が全然勝ってます。
家からお店までの行き（とくに頑張らずスーって感じで）のデータ。
お店から家まで帰り（なるべく行きと同じペースのつもりで）のデータ。
もちろんキッチリ同じようになんて走れないけど明らかに走りやすさが速度に表れてると思います✌️️
と、以上がトレックのプレシジョンフィット体験記です。
ヘタなパーツ交換するよりよっぽど走りが変わると思います😁