前に紹介した都市教育学の授業について。

「何その話?しらんぜよ」って方のために導入
都市教育学の授業では3時間ある授業のうち90分は大学の近くの高校に行って、
高校生と一緒に「教育学」の授業を受けています。
行っている高校は生徒の9割は低所得家庭から来ていて、
市の学力テストでの学校平均点は10点。(100点満点中。市の平均点は30点)
つまり、ただでさえ教育がヤバいフィラデルフィア市の中でも相当成績がヤバい学校。

つい先週までは,高校生3人/Upenn生1人のグループで調べものプロジェクトをしていました。
前回はプロジェクトに成績がつき、振り返ってみようという回でした。
どのグループの生徒もやる気ゼロ
「木曜日なんて大嫌いだぁ」「連休明けでまじ萎える疲れた」なんて声が目立つ中、
ちらほら聞こえた「もう成績ついたし」が多分本音。

 
私のグループのプロジェクトは「特別授業の振り分けを考え直そう」

毎週火・水・木は放課後に1時間の特別授業がある。
内容はスポーツ、コンピュータや発展生物など15種類の中から一つを割り当てられる。
その割り振りの仕方/授業内容にもの申す!というのがプロジェクトのテーマ。

週3回ある授業のうちUpenn生がお邪魔しているのは1回だけで、
締め切り前の最後の授業はよりによって私達のいない日でした。

さて、プロジェクトの仕上がりはいかに。

最後に会ったときは、アンケートを集めて統計を取る所まで一緒に終わらせ、
「まだ未回収のアンケートあると思うけど締め切りも近いことだし、
それはあきらめてプレゼン作りに専念してね」と指示を出して、
プレゼンのアウトラインを一緒に打ち込んでさよならした。

そのあと授業が2回あったはずなのに…..

ふたを開けてみると
「あぁ、あのあとアンケート更に打ち込んで、結局プレゼンは作らなかったよ」とのこと。

先生は調べものプロジェクトに関連して作ったものすべてを総合して成績をつけてくれる。
それに対する彼らの解釈は
「じゃあ最終プレゼン作らなくても良くね?」だった。

「そんな高度なこと求められてないみたいだし、適当にやればよくね?」
っていう考え方の彼らを見るとある意味賢いなとはおもう。
でも、彼らは「適当にやればよくね?」精神を盾に、最低限のことすらやり終えなかった
それは違うだろう。

高校はこれ以上中退する学生を出したくないし、生徒をダブらせるお金もない。
先生だって、卒業してからかわいい生徒が
「こんな学校に通っていたのに留年したの?!」
なんて言われるような状況はなるべく避けたい。

だから今回のうちのグループの未完成品プロジェクトでも成績はつくし、おそらく単位も来る

BBJ「折角あと一息なのに何でプレゼン作らなかったのさ。」
生徒「単位来たからいいっしょ」
BBJ「プロジェクトの反省点は?」
生徒「なし。てか反省する意味が分からない。」

高校三年生にもなってこんなんでいいのだろうか。

卒業したらどうするの?
グループの3人とも「大学に行く」と言っているが肝心の大学入学申請はほぼ手つかずだ。

「大丈夫、敢えてやってないだけだから。卒業したらきちんとやってくよ」

もどかしさのあまり
「あんた達ある日いきなり大人になる訳じゃないんだよ?」とお説教口調に。
お説教モードになると生徒達は全く聞く耳を持たないのがわかってても、
上手い言い方が思いつかない。
そもそも私だって別にまだ全然一人前じゃないし、こんな事言う立場にあるのか疑問だ。
でもこの状況マズいだろう。

4ヶ月一緒に過ごす中で、少しずつ信頼関係は築いて来たし、
一応アンケートの統計を取る所までは頑張れた。
なんにも出来ませんでした全部無駄でした、って事はない。
でも全然成長が足りない。時間ももうない。

Upennのクラスメートも授業担当の先生も同じもどかしさを覚えたようで、
どうやったら生徒達は分かってくれるのか、今学期のプロジェクトやUpenn生とのつながりは
今後どう活かせるのか話合い、次週の授業プランも一緒にたてた。

でも帰り道にクラスメートの一人がぽろっと本音を漏らした。
「あの子達もう間にあわないんじゃないかな....」 

そんなことないよ!なんてとてもじゃないけど言えないのが悔しかった。
教育学の本でよく「10歳までの教育が鍵」という言説を見かけるけど、
「こんな教育環境じゃ高校からつじつまあわせようとしたって到底間にあわない」
と言い換えるとすごく納得がいく。

そして、Upenn今日教授から届いたメール:

「フィラデルフィア教員組合の名案により木曜日は今週から半日授業制に移行し、教員の研修に充てられることになりました。意味が分かりませんが、とにかく明日の高校の授業は中止なので、授業はすべてUpennにて行います。」

メール文から教授の苛立ちが伝わって来た。

生徒達にとって授業が休みになるのは今学期だけで少なくとも4回目。
運動部の試合では運動部員だけでなく応援要員も公欠になるのでほぼ誰も来ない(それが2、3回)。
ただでさえ休みがちな彼らに、各授業が週2回90分で組まれているスケジュール、
補講や振り替え授業などのフォローアップはない。

去年までは毎日同じスケジュールで50分授業をやっていたという。
生徒はちょいと飽きるかもしれないが、内容の定着にはよっぽど効果的な授業の組み方だ。
一体どうしてブロックスケジュール制にしたのか意味が分からない。
挙げ句の果てに学期中の中途半端な時期に教員研修の導入。

高校での授業補佐は、最後の最後までもどかしい気持ちを抱えたまま終わる事になりました...










Upennには12の寮があります。


(位置)あの寮はこの教室に近い。
(社交性)あの寮はイベントが多い!
(部屋のタイプ)一人部屋がある、キッチンがある、シャワーバス共用/個別etc.
(学年)1年生だらけ、1年生お断り、院生ばっかりetc.

などなど。そんな観点から皆さん寮選びをするのですが、

ラッキーなことに私が住んでいるのは大人気24階建て三大アパート型寮High Risesの一員、Rodin寮です。

寮
ででーん。暗いね。

Rodinは

(位置)スーパーにめっちゃ近い
(社交性)イベント多い
(部屋のタイプ)キッチン/バス/トイレ付きのお部屋
(学年)1年生入寮お断りで2、3年生居住者が多い。

そんな寮です。素敵でしょ?
そんなRodinのイベントについて。

先週の土曜日(12月1日)のイベントはなんと

「ブロードウェイに行こう!」

Newsiesというミュージカルを観に、日帰りでニューヨークまで行っちゃおう♪
というのです。

しかも!参加費$40!!

ものっっっっっっっすごいお得!ヾ| ̄ー ̄|ノ 
(実費およそ$170:  往復交通費$34、昼食$25、チケット代$112ドル)

芸術に関するイベントが多いRodinならではの太っ腹なイベント。


さて、Rodinには800人くらい生徒が住んでいるのですが、
40人までなら連れて行けます!」なんて言うもんだから
$40握りしめ大慌てで受付初日の朝イチに参加を申し込んで来たのですが、

集まったのは12人。


試験期間目前の時期
のため、全然人が集まらなかったと寮スタッフちょっとがっかり気味。
これだけお得なプランで人が集まらないなんてやっぱりすごいPenn生の勉強意欲


まぁ、それはいったん置いといて。


今回の旅のランチ

Ellen's Stardust Dinerというところで頂きました。

Diner(ダイナー)というのはまぁ、ザ・アメリカンファミレスと言った所で


どこの町にも大体あって、おすすめメニューはバーガーやらマカロニ&チーズやらグリルドチーズやらミルクシェイクやらポテトフライやら。とりあえずアメリカン高カロリーなもの
(いかにもジャンクフードっぽいメニューの割に結構美味しいんだけどね)



Back to the Futureでマーティーが過去のパパに会った場所も地元のダイナー...


さて、Ellen's Stardust Dinerに話を戻します。
ここのDinerは、実はちょっと特別☆


そう、完全にNYぼったくり価格で
・・・じゃなくて笑


ウェイターさん/ウェイトレスさんが皆
ブロードウェイを目指しているパフォーマーの卵なのです。

なので店の中では常に誰かしらがマイク握りしめて歌ったり踊ったりしてます。


ノリノリ。あれま、机の上乗っちゃった。

しかも!なんとここのdinerで働いていると、
歌とダンスのレッスン代が店から奨学金として支給されるとのこと!


そんなこともあってこのお店からは毎年大体10人前後のウェイターさん/ウェイトレスさんがブロードウェイで役をゲットして卒業して行くとのこと。

バイト面接どんな感じなのかみてみたい・・・!o(^-^)o 



そして目玉のミュージカルについて


今回観に行ったミュージカルはNewsiesというミュージカル。


舞台はニューヨーク。主人公は新聞配達の少年達。
朝、新聞社から新聞を買い取り、路上で売って手に入れたお金でなんとか食いつないでいる毎日。
ほとんどが孤児で、帰る家もなく、保安官に捕まらないようビルの屋上で寝起きする日々。
そんなある日、あるメディア王の提案で新聞社が一斉に新聞買い取り料を引き上げた。
ただでさえ苦しい毎日に降ってきた理不尽な要求。
少年達は組合を作り、立ち上がることを決意する。


ストライキだぁああ!


んで、可愛い女記者の手伝いもあって、
ストライキは「NYにおける子どもの労働環境改善要求」なんてどでかいことののシンボルになっちゃったもんだから
メディア王さんがごめんなさいして、
女記者と主人公はらぶらぶちゅっちゅ。おめでとう!って筋でした。


1899年に実際にニューヨークで新聞配達の少年達が起こした労働争議

に基づいて作られたディズ二ー映画、
が、さらにミュージカルになったもの。


そんなNewsies


ストライキを題材にしているミュージカルと言えばbilly elliotの方がイメージ強いし、
なんか脚色満載すぎるというか話の筋丸見えというかう~~~~ん( ̄△ ̄)
って所はあったのですが。

んが。


ダンスがとても素敵でした!


2012年トニー賞(ミュージカル版アカデミー賞ですね)で振り付け賞受賞というお墨付き。
パフォーマーがほとんど男性なので躍動感あふれる踊りが多くて、
んでもってタップダンスの曲もあったりして、
観ていて飽きませんでした^^♪


てなわけで、ランチ中にお友達できたし、ミュージカルは楽しかったし、安かったし素敵な日帰り旅行でした^^♪

最後に、newsiesのワンシーン「ストライキするぞ皆立ち上がれ!」を:









自分、お友達作り予想以上にへたくそだなぁ、とへこむことの多かった留学生活。


じゃあ何がいけなかったのかって冷静に考えるきっかけになった2つの事について。




1.
今学期は毎週月曜日を「ちゃんとご飯を食べる日」に指定して


語学留学中の日本人の子を招いてご飯を作っていました。


ハンバーグやら、ロールキャベツやら、カレーやら、カレーやら、カレーやら。


だんだん手抜きになったのはともかく
1時間くらいかけて楽しく友達と家でゆったり食べるという
BBJにとっては大事な時間。


もうそろそろ学期が終わるということで、


前回は近所の韓国スーパーHmartまで行って、
お友達も2人呼んで4人しゃぶしゃぶの会を決行しました!!


お母さんが持たせてくれただしの素と、
H martで仕入れたもやし、豆腐、ネギ、エリンギ、白菜、薄切り牛肉/豚肉、ポン酢にゴマだれ、そしてうどんを使って贅沢なお鍋タイム。
はぁ~、思い出しただけでよだれが出そう


そして今週はロールキャベツとチンする唐揚げの会。
さらにお友達誘って5人でわいわい☆




2.いつもダイエットに励んでいるブリーちゃん。


一緒にジム行こうよと誘われても、「いや、宿題終わってないし、朝腹筋してるからいいよ」と何となしに断ってたけど、


明らかに最近BBJ運動不足だったので


insanityというダイエットビデオを一緒にやることに。(billy's bootcamp的な)


めっちゃキツいけど超いい感じに体あったまって、気分はいいわ勉強は捗るわ。




しゃぶしゃぶの会もinsanityもとっても楽しかった。


そして、ぁあ、こういう息抜きもっと前からやってても良かったなぁとちょっと反省。


留学してるからなるべく日本人とからみたくない。


留学してるからなるべく現地のご飯食べたい。


無意識のうちにそう思っちゃう自分と


どこかで日本人とからみたかったり、日本食が食べたかったりする自分。




宿題終わってないからには遊んじゃ行けない気がする。


そんな真面目ちゃんな自分と


もうやる気なくて割と限界なナマケモノの自分。




両方大事にすればいいのに、変にカッコつけて「ダメ」な自分を抑圧しちゃったから


結局Skypeにやけに長い時間張り付いちゃったり、
ご飯食べなくて体調崩しちゃったり、
めっっっちゃしょっちゅう昼寝しちゃったり笑




友達について。
留学したら、日本人とも「ガイジン」とも絡めばいい。


日本人相手だとなんだかんだで共有知が多いし、母国語で話せる楽さがある。
だからいいじゃない息抜きに一緒に遊べば、と。


「ガイジン」は「ガイジン」で、言葉が上手く出てこなかったり、
「常識」が通じなかったりで疲れること多いけど、そういう相手は知り合い程度でほどほど仲良くすればいいし、たまにすっっごい気の合う子だっている訳だから、


ぐちぐち言ってないでもうちょっと元気出して友達作り楽しめばよかったなぁ、と。

友達作りに限らず、もっと色々手出してみれば良かったなぁ、と
今更後悔するラスト1ヶ月。
まぁ、まだ1ヶ月あるから今からやれることやればいいっか。


あー、もう一学期留学やりたいなぁとふと思う瞬間。
いやぁ、1年こっちいたのに大して成長してないなぁ、わははははは笑



でも、ぐちぐち言ってばかりの私にも付き合ってくれた


留学同期の先輩だったり、ルームメイトだったり、アンサンブルメンバーだったり、なんだかんだであったら話すよねみたいな仲の人達だったり。


そんな人達がいてくれた事に感謝の気持ちでいっぱいな今日この頃です。


あーーーーーーー多分もうちょい頑張れたな!なんか悔しい!笑


と思う気持ちをバネに、さぁ宿題やって参ります。


そしてそのあとはinsanity time♪