いよいよ今週末、テコンドーでの1年の稽古を締めくくる恒例行事「千本チルギ」を迎えます。
チルギとは韓国語で「突き」。一本一本に気を込め、己の心身と向き合う、まさに一年の修練の総決算です。
かつては私一人で千本を数えていましたが、今では黒帯も増え、共に声を掛け合いながら数を分かち合えるようになりました。これは技の上達以上に、道場としての積み重ねと成長の証だと感じています。
世間ではインフルエンザが猛威を振るっていますが、まずは体調管理も修行の一環。万全の状態で当日を迎え、最後まで集中力を切らさず、心・技・体を貫く千本チルギとしたいものです。
この一突き一突きが、次の一年への礎となることを願っています。