「チゴキ埼灯台 」



ここの灯台は
とても見晴らしが良く

気持ちのいい穴場スポットだ



灯台に到着し
私は急いで車から降りた



すると

さっきの大きい雲に目を向ける前に




群を抜いて
真っ白で光り輝く雲があり


それに
一番先に目を奪われた



                       この右側は灯台で2本の黒い線は電線
                                    

                                    


 え?!何??




私はしばらく
呆然と それを眺めた

 

そして


ふと

前日初めて知った「龍神雲」を思い出した


 


「この雲は龍神雲なのだろうか」
 

「どうしよう…」




しばらくボーッと
その雲を眺めた後



「スマホで写真を撮ればいいのではないか」


 


ふと我に返り
写真を撮り始めた


(死んでいるように生きていたので動くのも辛く頭はボーッとしていて判断力はまるでない状態)


 


何故か
頭の部分だけがハッキリした
「龍に見える雲」は

自ら光を発しているように

その雲だけが光り輝いてた



 

 

「うーん…」


 
私は少し考えてから



前方に立って海を眺めている
霊感なんて全く信じない夫に

思いきって聞いてみた

 

「あの雲、龍にしか見えないけど何に見える?」


 


 すると夫は

 
「うーん、龍だね」
 

とはっきり答えた




「そうだよね、龍にしか見えないよね」



それは私にとって初めて


2人で不思議なものを共有できたと思える瞬間だった



私たちがいる灯台



そこには

何とも言えない

壮大な光景が広がっており



私達はそれぞれ
その光景を眺めていた



何故「龍だった」
と言い切れるのかは


「泳いで行ったから」だ







少し余裕が出てきた私は
まわりをよく観察をする事にした



空は広い



そのため「気になったように」
写真に収めるように撮影を始めた



その中の1枚






龍が子龍??に
手を差し出しているように
見えたために撮った写真



そして龍雲は
更に光り輝いている




私は今
一体何を見ているのだろうか