成人になってすぐに捕まり、そして出てきて10か月後にまた捕まり、当然のように実刑判決が下りました。
5年10ヶ月・・・
刑務所の生活が始まり僕が住んでる所からはとても遠い刑務所に収監されました。
とても日帰りで面会に来れる距離ではなかったのですが、おふくろだけは仕事で忙しい中時間をつくって来てくれていました。
ろくでなしの父親もこの時別の刑務所に収監されていて、おふくろはそっちにもたまに面会に行っていたようです。
僕はこんなにも苦労を掛けてしまったおふくろに出所したら必ずまっとうになり、ちゃんと親孝行をしていきたいと思っていました。
地獄のような刑務所生活も3年が過ぎ、なんの問題も起こさなければ出所まで残り約2年ぐらいとなったところで毎月必ず来ていたおふくろからの手紙が急に来なくなり、面会にも来てくれなくなったのです。
僕はとても不安になり、心配になり、疑心暗鬼になっていました。
手紙を出しても一向に返事が返ってこないのです。
それからたぶん3か月ぐらいたった時におふくろからの手紙がやっと僕のもとに届きました。
でも、その内容は僕にとって頭をおもいっきりぶたれたような、目の前が真っ暗になったような内容だったのです。