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ダイハード2
1990年9月21日公開
配給収入32億5000万円
作中のテロ犯いわく
「場違いな場所に、間違った時に来た男」
それが本作の主人公、
ジョン・マクレーンである。
この男の行く所事件ありは
「ダーティ・ハリー」や「名探偵ポワロ」
も同じだが、ついてない男ナンバーワンは
主役のこの男で決まりだ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180503/14/ryu14123/4d/88/p/o1080059114183013740.png?caw=800)
本作を軽く説明すると、
ダイハード一作目のナカトミビル事件の後、
マクレーンはLAに引っ越し、
LA市警察で警部補として働いていた。
そして前回と同じクリスマス・イヴに
マクレーンがワシントンD.C.の
ダレス国際空港でまたもや事件に遭遇してしまう。
テロリストが空港の管制機能を乗っ取り、
要求に応じないと飛行機を墜落させると脅したのだ。
マクレーンの妻であるホリーも
その中の1機に乗っており、空中で旋回を繰り返し、
いつ燃料がきれて墜落してしまうか
わからない状況であった。
そしてマクレーンはそのテロリストの目的に気づき
空港関係者たちと共にテロリストに、
戦いを挑むのである。
一作目に引き続き
同じキャラを演じるということで、
ブルース・ウィリスはもう完全に
ジョン・マクレーンになり切っていた。
「エッグノッグに、
光るクリスマスツリー、そして七面鳥…
なのに俺はパイプの中を這いずり回ってる!」
「テロリストはきらいだ!」
などぼやきも絶好調である。
それにナカトミビルでの事件に自信をつけたのか、
今作はもう彼を止めることが出来ない暴走ぶりだ。
派手なテロリストとのドンパチは相変わらずであり、
コマンドーの大佐もびっくりだ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180503/14/ryu14123/80/74/j/o0500030014183013744.jpg?caw=800)
有名な手榴弾で軍隊葬されそうになるシーンの、
目の前に転がって来た沢山の手榴弾に驚き、
酸欠の魚のようなマクレーンの表情は最高に笑える。
そしてシリーズ物でいつも話題になるのは続編は前作を
上回れるか?だが、本作品は前作を超えられてはいない。
だが、ノンストップ・アクションのテンポは
明らかに前作を超え、
作品としての出来は素晴らしい。
テロリストの緻密な計画は、アクション映画を見慣れた
ファンにとっても先の予想は容易ではなく、
”このついていない男”
がいなかったら大変な事になっていたに違いない。
GWの暇な時に、ダイハード2はいかがだろうか?