昨日300円で買ってきたEF-S 17-85mm f4-5.6 IS USMのAF不調の原因を調べる為にとりあえず分解してみました
マウント側からネジを外していきまして、マウントを外すとすぐ基板が出てくるのでフレキケーブルを外して基板を取り外します
フレキケーブルを外すのに先の尖ったピンセットを使うんですがダイソーで工具コーナーで売ってる先が曲がってるピンセットが今のところ最強に使いやすいです
今回レンズには汚れやカビも無いのでレンズユニットの分解はしない方向で外装を分解して行きました
ズームリングのゴムを外したらブラシを外し
Canonのレンズはフレキケーブルの断線にだけ気をつけて作業すれば非常に分解しやすい部類だと思います
これがAFのユニットですかね
分解はここまでですがこそまでに使った工具は精密ドライバー1本とフレキケーブル外す為のピンセットのみです
やっとAFの機構部分を分解
写真では見づらいですがこれがAFのフォーカス移動量検出センサーです
この透明の板に目ではほとんどわからない回析スリットという溝が掘られており二つの板のモアレで云々と非常に難しい機構らしいのですがここが汚れてるとピントが迷うらしくこのレンズに限らずこの機構を搭載したCanonレンズの持病らしいです
正直見た目汚れて無いんですがイソプロピルアルコールとメガネクリンビューで丁寧に清掃しました
あとはバラした逆手順で組み立てていく訳ですがホントフレキケーブルの取り回しだけ気を使いながら作業すればバラしと組み立てで1時間も掛からない感じでサクサク出来ます
サクサクやりすぎてネジ1本付け忘れました
マウント外したすぐ下のフレキケーブルで隠れているトコだったので全バラシは何とか避けることが出来ました
とりあえず全て組み立て終わって試し撮り
作業用の照明を取り付けてたマンフロットの三脚のストラップですが布までバッチリ解像してて直りました
どうやら大丈夫そうですね
1980円のジャンクカメラと300円のジャンクレンズが織り成す景色はまた格別ですね
室内でも試し撮り、手ぶれ補正機構もちゃんと動作してくれてるようです
ちなみに山岡家パーカーです
っという事でサクッと直した体で記事買いとりますがカメラのセンサーの端っこに写真には写り込まないちょこっとしたキズが入ってるのを発見したり、レンズの繰り出し部分の組み立てズレで35mmから動かなくなり一度全バラシしまして組み立てし直し、更にフォーカス検出センサーの清掃が甘くてドラッグストアにイソプロピルアルコールを買いに行きまた清掃し直して組み立てたので計3回レンズの分解、組み立てしました
そんな苦労の甲斐あって見事復活したレンズとこのカメラでスナップしてきたいと思います
最後に今回の修理に関して参考にさせていただいたサイトです、ありがとうございました😭